2022年1月4日 (仮訳)「カビの生えたマシュマロ」Amaurodon caeruleocaseus – 当該属における初の有柄種 Svantesson, S. et al., 2022. “The Mouldy Marshmallow” Amaurodon caeruleocaseus (Thelephorales, Basidiomycota) – the first stipitate species in the genus. Sydowia. Available at: https://www.verlag-berger.at/res/user/berger/media/2984.pdf [Accessed January 4, 2022] 【R3-09116】2022/1/4投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ オーストラリア、西オーストラリア州で採集された菌を検討し、Amaurodon caeruleocaseusとして新種記載した。 本種はEucalyptus diversicolorの基部においてLepidosperma属植物の下に発生していた。 Amaurodon属菌はこれまで柔らかいコウヤクタケ類のみが知られていたが、本新種は有柄の子実体を形成する初の例となり、担子胞子が扁桃形平滑である点も特異であった。 Australia, Western Australia, Darling, Denmark (新種) Amaurodon caeruleocaseus Svantesson & T.W. May 語源…青いチーズの(子実体の色と質感から) 【よく似た種との区別】 Amaurodon mustialaensis ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりオーストラリアではなくエストニアなどに分布する 本種と異なり子実体が有柄ではなく背着生 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される