2019年11月30日 （仮訳）中国新疆産のStemphylium属2新種 Pei, Y-F. et al., 2009. Two new species of Stemphylium from Sinkiang, China. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/contentone/mtax/mt/2009/00000109/00000001/art00065 [Accessed November 30, 2019] 【R3-06817】2019/11/30投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 中国新疆で採集された2種の菌を検討し、それぞれStemphylium cremanthodiiおよびS. amaranthiとして新種記載した。 前者はCremanthodium属植物、後者はヒユ属植物の葉にそれぞれ病斑を生じた。 両種はそれぞれ、形態的に近縁な種とは分生子柄や分生子の形態が異なっていた。 中国新疆ウイグル自治区バインゴリン・モンゴル自治州コルラ市 （新種） Stemphylium cremanthodii Y.F. Pei & X.G. Zhang 語源…Cremanthodium属の 【よく似た種との区別】 Stemphylium eturmiunum 分生子の形態が類似している 本種より分生子柄が短い 本種と異なり分生子が長楕円形～円筒形ではなく広卵状または楕円形 本種と異なり分生子表面の装飾が微粒状ではなく点状 本種より分生子の一部における横隔壁の数が多い 中国新疆ウイグル自治区バインゴリン・モンゴル自治州コルラ市 （新種） Stemphylium amaranthi Y.F. Pei & X.G. Zhang 語源…ヒユ属の 【よく似た種との区別】 Stemphylium bolickii 分生子の形状が類似している 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子基部に顕著な脱離痕を有する 本種と異なり分生子表面が中程度の疣状