2020年2月11日 (仮訳)ヨルダンにおいてミノボロモドキ属植物に生じた黒穂菌の新種、Urocystis rostrariae Piątek, M., 2006. Urocystis rostrariae, a new species of smut fungus on Rostraria from Jordan. Mycotaxon. Available at: http://www.mycotaxon.com/vol/abstracts/97/97-119.html [Accessed February 11, 2020] 【R3-07036】2020/2/11投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ヨルダンのワジにおいてRostraria cristataに生じた黒穂菌の一種を検討し、Urocystis rostrariaeとして新種記載した。 本種は胞子団が(6-)10-20(-40)個の胞子からなり、それらが連続的な不稔細胞の層に囲まれることなどで特徴づけられた。 本種はTilletia rostrariaeに続き、この植物を宿主とする2番目の種として報告された。 Jordan, Jebel el Uweinid, W of Azraq (新種) Urocystis rostrariae M. Piatek 語源…ミノボロモドキ属の 【よく似た種との区別】 Urocystis avenae-elatioris 同じイネ科カラスムギ亜連の植物を宿主とする 本種と異なりヨルダンではなくヨーロッパに分布する 本種と異なりミノボロモドキ属ではなくオオカニツリ属植物などを宿主とする 本種より胞子団のサイズが小さい 本種と異なり胞子団を構成する胞子数が(6-)10-20(-40)ではなく1-3(-4) Urocystis avenastri 同じイネ科カラスムギ亜連の植物を宿主とする 本種と異なりヨルダンではなくヨーロッパに分布する 本種と異なりミノボロモドキ属ではなくAvenula属植物などを宿主とする 本種より胞子団のサイズが小さい 本種と異なり胞子団を構成する胞子数が(6-)10-20(-40)ではなく1–4(–5) Urocystis behboudii 中東に分布する 同じイネ科カラスムギ亜連の植物を宿主とする 本種と異なりヨルダンではなくイランなどに分布する 本種と異なりミノボロモドキ属ではなくオオカニツリ属植物などを宿主とする 本種より胞子団のサイズが小さい 本種と異なり胞子団を構成する胞子数が(6-)10-20(-40)ではなく1-3(-4) Urocystis koeleriae アジアに分布する 同じイネ科カラスムギ亜連の植物を宿主とする 本種と異なりヨルダンではなく中国などに分布する 本種と異なりミノボロモドキ属ではなくミノボロ属植物などを宿主とする 本種より胞子団のサイズが小さい 本種と異なり胞子団を構成する胞子数が(6-)10-20(-40)ではなく1–4(–5) Urocystis rytzii 同じイネ科カラスムギ亜連の植物を宿主とする 本種と異なりヨルダンではなくヨーロッパに分布する 本種と異なりミノボロモドキ属ではなくAvenula属植物などを宿主とする 本種より胞子団のサイズが小さい 本種と異なり胞子団を構成する胞子数が(6-)10-20(-40)ではなく1–3(–5) Urocystis triseti 同じイネ科カラスムギ亜連の植物を宿主とする 本種と異なりヨルダンではなくヨーロッパなどに分布する 本種と異なりミノボロモドキ属ではなくカニツリグサ属植物などを宿主とする 本種より胞子団のサイズが小さい 本種と異なり胞子団を構成する胞子数が(6-)10-20(-40)ではなく1–6