(仮訳)インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州産の新種Kirschsteiniothelia shimlaensis
Verma, RK. et al. 2023. Kirschsteiniothelia shimlaensis sp. nov. from Himachal Pradesh, India. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2021/00000136/00000002/art00007 [Accessed December 19, 2023] 【R3-11257】2023/12/19投稿

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3行まとめ

インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州においてヒマラヤスギの腐朽した切り株に発生した菌を検討し、Kirschsteiniothelia shimlaensisとして新種記載した。
本種はほとんどの場合モノトレト型、分生子形成細胞が末端生または節間生、分生子が暗褐色倒卵状、長楕円形、広棍棒形または円筒形で平滑、2-5隔壁を有することなどで特徴づけられた。
本種と同属およびDendryphiopsis属他種との形態的差異を記述した。
India, Himachal Pradesh, Shimla, Kumarsain,

(新種)

Kirschsteiniothelia shimlaensis Rajn.K. Verma, Prasher, Rajeshk., Sushma, A.K. Gautam & R.F. Castañeda
語源…シムラー産の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Kirschsteiniothelia atra
本種より分生子の幅が広い
本種と異なり分生子が暗褐色ではなく淡煙色~中程度に暗色の煙色または帯オリーブ褐色
本種と異なり分生子が倒卵状、長楕円形、広棍棒形または円筒形ではなくほとんどの場合円筒形
Kirschsteiniothelia lignicola
本種と異なり分生子が倒卵状、長楕円形、広棍棒形または円筒形ではなく倒卵形~楕円形
本種と異なり分生子の隔壁数が2-5ではなく2
Kirschsteiniothelia emarceis
本種と異なり分生子が倒卵状、長楕円形、広棍棒形または円筒形ではなく長楕円形~倒棍棒形
本種と異なり分生子の隔壁数が2-5ではなく3-4
Dendryphiopsis goaensis
分生子が暗褐色
本種と異なり分生子形成様式がほとんどの場合モノトレト型で稀にポリトレト型なのではなくポリトレト型
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子が倒卵状、長楕円形、広棍棒形または円筒形でない
Dendryphiopsis arbuscula
分生子のサイズの範囲が重なる
本種と異なり分生子が暗褐色ではなく帯黒オリーブ色
本種と異なり分生子が倒卵状、長楕円形、広棍棒形または円筒形ではなく類紡錘形、紡錘形または倒棍棒形
本種と異なり分生子の隔壁数が2-5ではなく3-7
Dendryphiopsis binsarensis
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子が暗褐色ではなく褐色
本種と異なり分生子が倒卵状、長楕円形、広棍棒形または円筒形ではなく倒棍棒形~倒棍棒状紡錘形
本種と異なり分生子の隔壁数が2-5ではなく3-7
Kirschsteiniothelia fascicularis
本種と異なり分生子が倒卵状、長楕円形、広棍棒形または円筒形ではなく長棍棒形で基部にかけて顕著に細まる