2024年4月29日 (仮訳)フィリピン新産の被果地衣類 Taer, EC. et al. 2024. New records of pyrenocarpous lichens from the Philippines. Folia Cryptogamica Estonica. Available at: https://ojs.utlib.ee/index.php/FCE/article/view/23880/18114 [Accessed April 29, 2024] 【R3-11655】2024/4/29投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ フィリピン、ブキドノン州のマスアン山において調査を実施し、フィリピン新産種としてPorina exocha、Pyrenula pyrenuloides、P. subsoluta、およびNigrovothelium inspersotropicumを報告した。 これらの種はそれぞれアカミズキ属、キバナヨウラク属、ヌルデ属、Senna属の樹皮に発生していた。 Pyrenula subsolutaはコスタリカ国外からの初報告となった。 (フィリピン新産種) Porina exocha (Nylander) P.M. McCarthy (フィリピン新産種) Pyrenula pyrenuloides (Montagne) R.C. Harris 【よく似た種との区別】 Pyrenula leucostoma 本種と異なり”central locules”を6つより多く有する 本種と異なり”lumina”がほぼ円形である Pyrenula papillifera 本種と異なり子嚢胞子の両端が尖る (アジア、フィリピン新産種) Pyrenula subsoluta (Müller Arg.) Aptroot 【よく似た種との区別】 Pyrenula anomala 本種より子嚢胞子のサイズが小さい (フィリピン新産種) Nigrovothelium inspersotropicum Aptroot & Diederich 【よく似た種との区別】 Nigrovothelium tropicum 本種と異なり子嚢果内菌糸系に油滴を豊富に散在するという特徴を欠く