(仮訳)従来未知であったRhabdocline laricisの有性世代、Sarcotrochila alpinaの系統的位置
Koukol, O., Lukáčová, K., Baral, HO. 2024. Phylogenetic placement of Sarcotrochila alpina, the hitherto unknown teleomorph of Rhabdocline laricis. Czech Mycology. Available at: http://www.czechmycology.org/_cmo/CM76102.pdf [Accessed April 22, 2024] 【R3-11632】2024/4/22投稿

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3行まとめ

従来カラマツの針葉に発生する病原菌と考えられてきたアナモルフ菌のRhabdocline laricisについて、有性世代が腐生菌と考えられてきた盤菌のSarcotrochila alpinaであることを明らかにした。
両種が同種であることはチェコおよびスロバキアの様々な地域で採集された標本の形態学的検討と分子系統解析により確かめられた。
それに伴い、本種をRhabdocline属に移した。

(新組み合わせ)

Rhabdocline alpina (Fuckel) Koukol
旧名:Sarcotrochila alpina (Fuckel) Höhn.
(基礎異名はNaemacyclus alpinus Fuckel)
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