2017年9月4日 (仮訳)Cryptadelphia属の新種と稀産種、およびそれらのBrachysporium属アナモルフ Markovskaja, S. & Treigien, A., 2007. A new and a rare species of Cryptadelphia and their Brachysporium anamorphs. Nova Hedwigia. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/schweiz/novh/2007/00000084/F0020003/art00014 [Accessed September 4, 2017]. 【R3-04362】2017/09/04投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ リトアニアにおいて広葉樹腐朽材に発生した菌を検討し、Cryptadelphia fusiformisとして新種記載した。 本種は分生子が広紡錘形~レモン形で3隔壁を有することなどで特徴づけられた。 また、ヨーロッパ新産種としてC. pendulisporaおよびアナモルフのBrachysporium pendulisporumを報告した。 Lithuania, prope Jonava, Pageleziai sylva (新種) Cryptadelphia fusiformis Markovskaja & Treigiené 語源…紡錘形の(分生子および子嚢胞子の形状から) 【よく似た種との区別】 Cryptadelphia groenendalensis リトアニアに分布する 本種より子嚢のサイズが僅かに大きい 本種より子嚢胞子のサイズが僅かに大きい 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり分生子の末端細胞がほぼ無色、中ほどの細胞が帯赤褐色~暗褐色なのではなく末端細胞が無色で中ほどの細胞が淡褐色 本種と異なり分生子が広紡錘形で末端細胞が先細りになるのではなく卵状~楕円形で末端細胞が丸まる Brachysporium masonii 分生子が紡錘状~レモン形 本種と異なりリトアニアにおける分布が知られていない 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子の隔壁数が3ではなくそれより多い Cryptadelphia pendulispora リトアニアに分布する 分生子が紡錘状~レモン形 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子の隔壁数が3ではなくそれより多い Brachysporium britannicum 分生子が帯赤褐色~暗褐色 Brachysporium brevius 分生子が帯赤褐色~暗褐色 Lithuania, prope Jonava, Pageleziai sylva (新種) Brachysporium fusiforme Markovskaja & Treigiené 語源…紡錘形の(分生子の形状から) (ヨーロッパ、東欧、リトアニア新産種) Cryptadelphia pendulispora Réblová & Seifert