2015年3月24日 (仮訳)Gymnopus acervatusに対する新属 Hughes, KW., Mather, DA. & Petersen, RH., 2010. A new genus to accommodate Gymnopus acervatus (Agaricales). Mycologia. Available at: http://www.mycologia.org/content/early/2010/05/26/09-318.full.pdf [Accessed March 23, 2015]. 【R3-01669】2015/03/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Gymnopus/Rhodocollybia複合体において独自の系統を形成したGymnopus acervatus(カブベニチャ)に対して新属Connopusを提唱した。 Rhodocollybia属は少なくとも2つの異なる系統からなるが、本属はそのうちR. butyraceaグループと系統的に近縁であった。 また、C. acervatusはITS領域の塩基配列が2.99-3.80%異なる2つのクレードからなり、地理的分布や形態が異なっていた。 (新組み合わせ) Connopus acervatus (Fr.) R.H. Petersen カブベニチャ 語源…(属名)合着した柄 【よく似た種との区別】 Rhodocollybia butyracea(エセオリミキ) nrLSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁 本種と形態的に異なる nrLSUおよびITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Rhodocollybia pandipes ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Rhodocollybia spp. 本種と異なり担子胞子が薄壁ではなく厚壁の場合がある 本種と異なり担子胞子がデキストリノイドの場合がある 本種と異なり担子胞子がシアノフィリックの場合がある 本種と異なり胞子紋が白色~類白色ではなく帯桃クリーム色 nrLSUおよびITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される