2026年2月10日 (仮訳)形態および分子的根拠に基づき明らかになった中国産Circinaria属の新種C. yiae、およびC. hispidoidesの種への昇格 Ren, Q. et al. 2026. A new species of Circinaria (C. yiae) from China revealed by morphological and molecular evidence, with the elevation of C. hispidoides to species rank. Taiwania. Available at: https://taiwania.ntu.edu.tw/abstract/2155 [Accessed February 10, 2026] 【R3-13613】2026/2/10投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国内モンゴル自治区で採集された岩上生地衣の一種を検討し、Circinaria yiaeとして新種記載した。 本種は分子系統解析でAspicilia wyomingensisに最も近縁であった。 A. desertorum var. aspera f. hispidoidesをCircinaria属に移すとともに種の階級に昇格させ、ネオタイプを指定した。 中国内モンゴル自治区フルンボイル市新バルグ右旗フルン鎮の南西15 km、国道331号線の西側 (新種) Circinaria yiae Q. Ren, Paukov & Davydov 語源…タイプ標本の採集者であり生物多様性愛好家のLiqin Yi氏に献名 【よく似た種との区別】 Circinaria tortuosa 中国の乾燥地域に分布する 小石上に生育する 痂状地衣である 地衣体上に枝のような突起を形成する ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国東北部ではなく中国西部に分布する 本種より高標高域に分布する 本種より地衣体が厚い 本種と異なり地衣体表面の大部分が露出した曲がりくねった裂片状の小区画状である ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Aspicilia wyomingensis 地衣体が小区画状で縁部が裂片状 ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国ではなく米国などに分布する 本種と異なり岩上生ではなく地上生である 本種と異なり根状菌糸束を欠くのではなく有する 本種と異なり地衣成分としてアスピシリンを含む ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される (新組み合わせ・新階級) Circinaria hispidoides (Mereschk.) Paukov, Davydov, Sohrabi & Q. Ren 旧名:Aspicilia desertorum var. aspera f. hispidoides 【よく似た種との区別】 Circinaria aspera ロシアに分布する 形態的に類似している(本種が若い時にほとんど識別困難なことがある) 子器の形態が類似している 子器のサイズが類似している 粉子の形態が類似している 粉子のサイズが類似している ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり地衣体が樹状(やや樹状)ではなく痂状である 本種より地衣体の垂直裂片の表面が不均一で僅かに凹みがあるのではなく疎らで短い垂直突起を有する 本種と異なり地衣体の小区画が凸面~水疱状ではなく鱗片状でいくぶん連続的な”crust”を形成し、小区画が波状の縁で拡大し重なり合う ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される