2022年12月3日 (仮訳)形態、分子、および生理学的根拠に基づく中国産のNeoconidiobolus属1新種 Nie, Y. et al., 2022. A new species of Neoconidiobolus (Entomophthorales, Ancylistaceae) from China based on morphological, molecular and physiological evidences. Phytotaxa. Available at: https://www.biotaxa.org/Phytotaxa/article/view/phytotaxa.574.2.3 [Accessed December 3, 2022] 【R3-10116】2022/12/3投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国安徽省において植物残渣から分離された菌を検討し、Neoconidiobolus pseudothromboidesとして新種記載した。 本種は形態的にN. thromboidesに類似していたが、最大生長温度が低く、生長速度が遅い点などが異なっていた。 分子系統解析では本種はN. thromboidesよりもN. lachnodesに近縁であった。 中国安徽省馬鞍山市翠螺山 (新種) Neoconidiobolus pseudothromboides B. Huang & Y. Nie 語源…偽のNeoconidiobolus thromboides 【よく似た種との区別】 Neoconidiobolus thromboides 一次分生子のサイズの範囲が重なる 本種より一次分生子柄が短い 本種より一次分生子柄の幅が広い 本種より休眠胞子のサイズが大きい 本種より最大生長温度が高い nrLSU+mtSSU+EFLに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(クレードIIではなくクレードIに含まれる) Neoconidiobolus lachnodes nrLSU+mtSSU+EFLに基づく分子系統解析で近縁(同じクレードIに含まれる) 本種より一次分生子柄が短い 本種より一次分生子が短い 本種より休眠胞子が短い 本種よりPDA 21°Cでの生長が速い nrLSU+mtSSU+EFLに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Neoconidiobolus sinensis 一次分生子のサイズの範囲が重なる 本種より一次分生子柄が短い 本種より一次分生子柄の幅が広い 本種より休眠胞子が長い 本種よりPDA 21°Cでの生長が速い nrLSU+mtSSU+EFLに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(クレードIIではなくクレードIに含まれる) Neoconidiobolus stormoideus 本種より一次分生子柄が短い 本種より一次分生子のサイズが大きい 本種より休眠胞子が長い 本種よりPDA 21°Cでの生長が速い nrLSU+mtSSU+EFLに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(クレードIIではなくクレードIに含まれる)