2013年12月28日 (仮訳)中国産のMyceliophthora属の好熱菌の新種 Zhang, Y. et al., 2013. A new thermophilic species of Myceliophthora from China. Mycological Progress. Available at: http://link.springer.com/article/10.1007/s11557-013-0904-8 [Accessed December 28, 2013]. 【R3-00200】2014/02/06投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国湖南省で土壌から分離された菌をMyceliophthora guttulataとして新種記載した。 本種は好熱菌で、最適生長温度は40-45°C、最低生長温度は25°Cであった。 ITS+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で、本種はMyceliophthora属クレードに含まれ、4種の好熱菌と近縁であった。 中国湖南省<span class="st">郴</span>州市宜章県莽山国家森林公園 (新種) Myceliophthora guttulata Y. Zhang, & L. Cai 語源…油滴を持つ(分生子の内容物から) 【よく似た種との区別】 Myceliophthora fergusii 好熱菌である ITS+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりテレオモルフが知られている ITS+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Myceliophthora thermophila 好熱菌である 分生子のサイズの範囲が重なる ITS+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子が長い 本種と異なり分生子が平滑ではなく粗面 ITS+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Myceliophthora heterothallica 好熱菌である ITS+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりテレオモルフが知られている 本種と異なり分生子が平滑ではなく粗面 ITS+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Myceliophthora hinnulea 好熱菌である ITS+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子が平滑ではなく粗面 ITS+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Myceliophthora verrucosa 本種と異なりテレオモルフが知られている 本種と異なり分生子が倒卵形~洋梨形ではなく球形 本種と異なり分生子が平滑ではなく疣状粗面 Myceliophthora similis 本種と異なりテレオモルフが知られている 本種と異なり分生子が倒卵形~洋梨形ではなく球形 Myceliophthora setosus 本種と異なりテレオモルフが知られている 本種と異なり分生子が倒卵形~洋梨形ではなく球形 Myceliophthora sepedonium ITS+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりテレオモルフが知られている 本種と異なり好熱菌ではなく耐熱菌である 本種と異なり分生子が倒卵形~洋梨形ではなく球形 本種と異なり分生子が平滑ではなく瘤状~微細なトゲ状 ITS+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Myceliophthora novoguineensis 分生子が平滑 ITS+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりテレオモルフが知られている 本種と異なり好熱菌ではなく耐熱菌である 本種と異なり分生子が倒卵形~洋梨形ではなく球形 ITS+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Myceliophthora indica 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり分生子が平滑ではなく粗面 Myceliophthora lutea 分生子の形状が類似している 分生子が平滑 本種と異なり好熱菌ではなく耐熱菌である 本種と異なり分生子が倒卵形~洋梨形ではなく球形~洋梨形 本種と異なり分生子に油滴を含まない ITS+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される