2020年9月21日 (仮訳)Haligena属の系統学的研究 Sakayaroj, J. et al., 2005. A phylogenetic study of the genus Haligena (Halosphaeriales, Ascomycota). Mycologia. Available at: https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/15572536.2006.11832772 [Accessed September 21, 2020] 【R3-07706】2020/9/21投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Haligena属菌の分子系統解析を実施し、本属が多系統群であることを示した。 H. salinaに対して新属Morakotiellaを提唱した。 子嚢胞子の両極に展開する付属糸を有するハロスフェリア目の属レベルの検索表を掲載した。 (新組み合わせ) Morakotiella salina (C.A. Farrant & E.B.G. Jones) Sakay. 旧名:Haligena salina C.A. Farrant & E.B.G. Jones 語源…(属名)Morakot Tanticharoen教授に献名+(縮小辞) 【よく似た種との区別】 Halosphaeria appendiculata 子嚢胞子の付属糸の形態が類似している 子嚢胞子の隔壁数が1 本種と異なり子嚢胞子の赤道面に付属糸を伴う 本種と異なり子嚢胞子の付属糸がアモルファスに見えるという特徴を欠く 本種と異なり子嚢胞子の付属糸に電子密度の大小が異なる類網目状構造を有する nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される