2017年2月3日 (仮訳)デンマーク、シェラン島北海岸において流木に生じた子嚢菌の新種、Arenariomyces truncatellus Koch, J., 2013. Arenariomyces truncatellus sp. nov., an ascomycete on driftwood from the north coast of Zealand, Denmark. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2013/00000124/00000001/art00010 [Accessed February 3, 2017]. 【R3-03719】2017/02/03投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ デンマーク、シェラン島の潮間帯で採集されたトウヒ属流木から湿室法で得られた菌を検討し、Arenariomyces truncatellusとして新種記載した。 本種は子嚢果が球形刺状で、子嚢が消失性、子嚢胞子の両端に繊細な3つの付属糸を有することなどで特徴づけられた。 本属菌の検索表を掲載した。 Denmark, North Zealand, Tisvildeleje (新種) Arenariomyces truncatellus Jørg. Koch 語源…やや截断状の(子嚢胞子両端の形状から) 【よく似た種との区別】 Arenariomyces majusculus 子嚢果が主に材上に生じる 子嚢果に刺を有する 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子を構成する2細胞のサイズが明瞭に異なるという特徴を欠く 本種と異なり子嚢胞子に短く繊細な付属糸を有するという特徴を欠く