2017年1月2日 (仮訳)フィンランド新産種、Athelia singularisおよびLeptosporomyces mundus Kunttu, P., Kulju, M. & Kotiranta, H., 2016. Athelia singularis and Leptosporomyces mundus (Basidiomycota) new to Finland. Mycobiota. Available at: http://www.mycobiota.com/free/03_Kunttu.pdf [Accessed January 2, 2017]. 【R3-03621】2017/01/02投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ フィンランド、Pisavaara厳正自然保護区において採集されたAthelia singularisおよびLeptosporomyces mundusをフィンランド新産種として報告した。 前者は従来ノルウェー、ロシア、スウェーデン、イギリス、米国から知られ、後者はロシア、スウェーデン、ノルウェー、オーストリア、米国、カナダから知られていた。 両種ともフィンランドにおいてはヨーロッパアカマツの幹に発生していた。 (フィンランド新産種) Athelia singularis Parmasto 【よく似た種との区別】 Athelia fibulata フィンランドに分布する 担子胞子が比較的大型 菌糸にクランプを有する 本種より担子器のサイズが小さい 本種より担子胞子の幅が狭い 本種と異なり担子胞子の頂部が丸いのではなく先細りになる 本種より担子胞子のQ値が大きい 本種と異なり担子胞子の嘴状突起が顕著ではなく小型 (フィンランド新産種) Leptosporomyces mundus (H.S. Jacks. & Dearden) Jülich