2013年12月30日 (仮訳)ブラジルでマンゴーと関係を持つBotryosphaeria、Neofusicoccum、Neoscytalidium、Pseudofusicoccum属菌 Marques, MW., et al., 2013. Botryosphaeria, Neofusicoccum, Neoscytalidium and Pseudofusicoccum species associated with mango in Brazil. Fungal Diversity. Available at: http://link.springer.com/article/10.1007/s13225-013-0258-1 [Accessed November 10, 2013]. 【R3-00215】2013/12/30投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジル北部の半乾燥地域において、マンゴーに立ち枯れや軸腐れの症状を起こすボトリオスフェリア科の菌類を調査した。 115菌株について形態観察およびITS、EF1-α、β-チューブリンに基づく分子系統解析を行い、7種を同定した。 7種の中には不稔の未記載種が1種あり、分子系統解析の結果に基づき、本論文でNeofusicoccum brasilienseとして新種記載した。 Brazil, Pernambuco, Petrolina, Lote 1195 – DISNC (新種) Neofusicoccum brasiliense M.W. Marques, A.J.L. Phillips & M.P.S. Camara 語源…ブラジル産の 【よく似た種との区別】 Neofusicoccum kwambonambiense 同じN. parvum/N. ribis種複合体に含まれる ITS+EF1-α+β-チューブリンに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり南アフリカに分布する 本種と異なりSyzygium cordatumから分離されている ITS+EF1-α+β-チューブリンに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Neofusicoccum umdonicola 同じN. parvum/N. ribis種複合体に含まれる ITS+EF1-α+β-チューブリンに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり南アフリカに分布する 本種と異なりSyzygium cordatumから分離されている ITS+EF1-α+β-チューブリンに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Neofusicoccum cordaticola 同じN. parvum/N. ribis種複合体に含まれる ITS+EF1-α+β-チューブリンに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり南アフリカに分布する 本種と異なりSyzygium cordatumから分離されている ITS+EF1-α+β-チューブリンに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (ブラジル新産種) Fusicoccum fabicercianum S.F. Chen, Pavlic, M.J. Wingf. & X.D. Zhou ※マンゴーからの初の報告 (ブラジル新産種) Botryosphaeria mamane D.E. Gardner ※タイプ由来株のITS領域と4塩基の違いが見られた。