2019年3月19日 (仮訳)ブラジル産の淡水生菌の新種、Campylospora brasiliensis Moro, LB. et al., 2015. Campylospora brasiliensis, a new species of freshwater fungi from Brazil. Phytotaxa. Available at: https://biotaxa.org/Phytotaxa/article/view/phytotaxa.208.4.4 [Accessed March 19, 2019]. 【R3-06049】2019/3/19投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジルの大西洋岸熱帯雨林において水に沈んだ葉のリターに発生した菌を検討し、Campylospora brasiliensisとして新種記載した。 本種はブラジルの島嶼から初めて新種記載された水生不完全菌となった。 本属を含むCampylospora属菌の形質比較表を掲載した。 Brazil, São Paulo, Ilhabela, São Sebastião island, Toca waterfall (新種) Campylospora brasiliensis L.B. Moro & I.H. Schoenlein-Crusius 語源…ブラジル産の 【よく似た種との区別】 Campylospora chaetocladia 分生子の反対側部分のサイズの範囲が重なる 分生子の反対側部分が紡錘状 ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりブラジルではなく米国などに分布する 本種より分生子の三角形部分のサイズが大きい 本種より分生子の付属糸が長い 本種と異なり分生子の付属糸が発達段階において後ろ向きに屈曲する ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Campylospora parvula 分生子の反対側部分のサイズの範囲が重なる 分生子の反対側部分が紡錘状 ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりブラジルではなく日本などに分布する 本種より分生子の三角形部分の幅が狭い 本種より分生子の付属糸が短い ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Campylospora filicladia ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりブラジルではなくマレーシアなどに分布する 本種より分生子の三角形部分のサイズが小さい 本種より分生子の反対側部分のサイズが小さい 本種と異なり分生子の反対側部分が紡錘状ではなくソーセージ形 本種より分生子の付属糸のサイズが小さい ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Campylospora leptosoma 分生子の付属糸のサイズの範囲が重なる ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりブラジルではなくマレーシアなどに分布する 本種より分生子が全体的にがっしりとしている 本種より分生子の三角形部分が短い 本種より分生子の反対側部分のサイズが小さい 本種と異なり分生子の反対側部分が紡錘状ではなくソーセージ形 本種と異なり分生子の付属糸の基部が狭窄しないのではなく狭窄する ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される