2018年11月5日 (仮訳)マツのリターから分離されたアナモルフ担子菌酵母の新種、Cryptococcus pinus Golubev, WI., Pfeiffer, I. & Tomashevskaya, MA. 2008. Cryptococcus pinus sp nov., an anamorphic basidiomycetous yeast isolated from pine litter. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. Available at: https://doi.org/10.1099/ijs.0.65764-0 [Accessed November 4, 2018] 【R3-05645】2018/11/5投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ロシア、モスクワ州においてマツの枯れた針葉から分離された担子菌酵母の一種を検討し、Cryptococcus pinusとして新種記載した。 本種は分子系統解析でKwoniellaクレードに含まれ、C. dejecticolaに近縁であった。 マイコシンの感受性プロファイルによっても、本種がどの既知のCryptococcus属菌とも異なることが示された。 Moscow region, Russia (新種) Cryptococcus pinus Golubev & Pfeiffer 語源…マツの 【よく似た種との区別】 Cryptococcus dejecticola D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁 本種とイヌリン、エリトリトール、サリシン、アルブチン、水溶性デンプン、エタノール、乳酸、およびグルコサミンの資化能が異なる 本種と異なりビタミン要求性を欠く D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される