2019年11月19日 (仮訳)フロリダ州、エバーグレーズ国立公園産の新種の地衣、Cryptothecia evergladensis Seavey, F. 2009. Cryptothecia evergladensis sp. nov. (Arthoniaceae), a new lichen species from Everglades National Park, Florida. Opuscula Philolichenum. http://www.seaveyfieldguides.com/Lichens/pubs/op7p7%20C.%20evergladensis.pdf [Accessed November 19, 2019] 【R3-06785】2019/11/18投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 米国フロリダ州においてヌマスギ属などの樹皮に生じた地衣の一種を検討し、Cryptothecia evergladensisとして新種記載した。 本種は地衣体が青灰色~緑灰色でP+黄色、子嚢胞子が小型で無色類石垣状であることなどで特徴づけられた。 Cryptotheciaを含む属レベルの検索表を掲載した。 USA, Florida, Miami-Dade Co., Everglades National Park, ca 2.3 km SW of Pa-Hay-Okee Overlook (新種) Cryptothecia evergladensis Seavey 語源…エバーグレーズ産の 【よく似た種との区別】 Cryptothecia striata 米国に分布する 本種と異なり子嚢が通常放射状または不規則な線状に散在する 本種より子嚢胞子のサイズがずっと大きい 本種と異なり子嚢胞子が類石垣状ではなく石垣状 本種と異なり地衣成分としてジロホール酸を含む 本種と異なり地衣成分としてプソロミン酸、2-O-メチルペルラトリン酸、リケキサントンを欠く