2014年11月15日 (仮訳)マングローブに生じたクロサイワイタケ目菌類の新種、Diatrypasimilis australiensis Chalkley, DB. et al., 2010. Diatrypasimilis australiensis, a novel xylarialean fungus from mangrove. Mycologia. …. Available at: http://www.mycologia.org/content/102/2/430.short [Accessed November 14, 2014]. 【R3-01283】2014/11/15投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ オーストラリアにおいてマングローブの根から分離された海生菌を検討し、新属新種Diatrypasimilis australiensisとして記載した。 本種は培養下で暗褐色の水溶性色素を産生し、独特の円筒形無限生長のシンネマおよび針形の分生子を形成することなどで特徴づけられた。 本種は分子系統解析でシトネタケ科クレードの基部に位置したが、本種の形態および系統的位置は既知のいかなる分類群とも類似しなかった。 Australia, Queensland, Pallarenda (新種) Diatrypasimilis australiensis J. Zhou et Kohlm. 語源…(属名)シトネタケ科類似/(種小名)オーストラリア産の 【よく似た種との区別】 Hypoxylon spp. 子座の形態が類似している 子嚢果の形態が類似している 子嚢の形態が類似している 子嚢胞子の形態が類似している 本種とアナモルフの形態が顕著に異なる SSU+LSU+ITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Selenosporella aristata 分生子のサイズが類似している 分生子が無色 分生子が針形 本種と異なり分生子柄が輪生状 本種と異なり個々の分生子形成細胞に1つではなく複数の分生子を同時に生じる 本種と異なり分生子が糸状ではなく芒形(長い付属糸を伴う)