2021年8月9日 (仮訳)スリランカ産のバイパルタイト藍藻地衣の新種Gibbosporina cyanea、および類縁の旧熱帯産藍藻地衣属との比較 Elvebakk, A. 2021. Gibbosporina cyanea (Pannariaceae), a new bipartite cyanolichen from Sri Lanka with comparisons to related palaeotropical cyanogenera. The Lichenologist. Available at: https://www.cambridge.org/core/journals/lichenologist/article/gibbosporina-cyanea-pannariaceae-a-new-bipartite-cyanolichen-from-sri-lanka-with-comparisons-to-related-palaeotropical-cyanogenera/EEE5AF88AB374AAE5BA1BF91C2B8C08C [Accessed August 9, 2021] 【R3-08672】2021/8/9投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ スリランカで採集された藍藻地衣の一種を検討し、Gibbosporina cyaneaとして新種記載した。 本種は同属他種が全てトリパルタイトであるのに対してバイパルタイトであり、比較的最近種分化したと考えられた。 また、父島産標本を基にLeightoniella zeylanensisを日本新産種として報告した。 Sri Lanka, ‘Ceylon, Central Highlands’ (新種) Gibbosporina cyanea Elvebakk 語源…シアノ(ビオント)の(この属においてフォトビオント構造が逸脱していることから) (日本新産種) Leightoniella zeylanensis (Leighton) Henssen (その他掲載種) Lepidocollema polyphyllinum (P.M. Jørgensen) P.M. Jørgensen (その他掲載種) Lepidocollema stylophorum (Vainio) P.M. Jørgensen マットゴケ 【よく似た種との区別】 Lepidocollema brisbanense 本種より子嚢胞子のサイズが僅かに小さい 本種と異なり子嚢胞子のペリスポアが頂部が若干伸長するのではなく、頂部の伸長部が未熟胞子で非常に顕著であるものの成熟時には部分的にしか見られない Lepidocollema marianum(シマハナビラゴケ) 本種より子嚢胞子が短い 本種より子嚢胞子の幅が僅かに広い 本種と異なり子嚢胞子のペリスポアが頂部が若干伸長するのではなく顕著に伸長する (その他掲載種) Pannaria complanata P.M. Jørgensen (その他掲載種) Pannaria lurida (Montagne) Nylander テツイロハナビラゴケ 【よく似た種との区別】 Pannaria rubiginosa 旧熱帯に分布する 藍藻地衣である 子嚢胞子のペリスポア表面が疣状 本種と異なり子嚢胞子のペリスポア頂部の伸長部が結節状ではなく三角形~長鋭尖形 (その他掲載種) Physma boryanum (Persoon) A. Massalongo (その他掲載種) Physma byrsaeum (Afzelius ex Acharius) Tuckerman