2022年12月6日 (仮訳)ブラジル南部産のGrammothele属菌 Reck, MA. & da Silveira, RMB. 2009. Grammothele species from southern Brazil. Mycotaxon. Available at: http://www.ithaca-ny.com/journal-PDF/vol109/s50.pdf [Accessed December 6, 2022] 【R3-10125】2022/12/6投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジル、リオグランデ・ド・スル州から3種のGrammothele属菌を報告した。 G. fuligo、G. lineata、G. subargenteaの3種のうちG. fuligoはアマゾン以外のブラジルおよび亜熱帯生物群系から初報告となった。 これら3種の記載文、スケッチ、検索表などを掲載した。 (リオグランデ・ド・スル州新産種) Grammothele fuligo (Berkeley & Broome) Ryvarden アイアナタケ 【よく似た種との区別】 Grammothele lineata ブラジルに分布する 本種と異なりヤシなどの単子葉植物ではなく双子葉植物に生じる 本種より孔口のサイズが大きい Grammothele subargentea ブラジルに分布する 本種と異なりヤシなどの単子葉植物ではなく双子葉植物に生じる 本種より孔口のサイズが大きい 本種と異なり子実層が管孔の垂直面に分布する Porogramme albocincta 形態的に類似している(混同のおそれがある) 子実体の色が類似している 本種と異なり樹枝状糸状体を有するのではなく欠く Junghuhnia meridionalis 肉眼的形態が類似している 本種と異なり子実体が帯赤褐色 本種と異なり子実層シスチジアを欠くのではなく有する 本種と異なり骨格菌糸が非デキストリノイド (その他掲載種) Grammothele lineata Berkeley & M.A. Curtis 【よく似た種との区別】 Grammothele fuligo(アイアナタケ) ブラジルに分布する 本種と異なり双子葉植物ではなくヤシなどの単子葉植物に生じる 本種より孔口のサイズが小さい Grammothele subargentea ブラジルに分布する 腐朽材に発生する 本種より管孔の丈が高い 本種と異なり子実層が管孔の垂直面に分布する 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子が楕円形ではなく楕円形~円筒形 本種と異なりハイファルペグを有するのではなく欠く (その他掲載種) Grammothele subargentea (Spegazzini) Rajchenberg 【よく似た種との区別】 Grammothele fuligo(アイアナタケ) ブラジルに分布する 本種と異なり双子葉植物ではなくヤシなどの単子葉植物に生じる 本種より孔口のサイズが小さい 本種と異なり子実層が管孔の垂直面に分布するという特徴を欠く Grammothele lineata ブラジルに分布する 腐朽材に発生する 本種より管孔の丈が低い 本種と異なり子実層が管孔の垂直面に分布するという特徴を欠く 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子が楕円形~円筒形ではなく楕円形 本種と異なりハイファルペグを欠くのではなく有する Gloeoporus dichrous(エビウラタケ) 孔口面の色が類似している 本種と異なり子実体が半背着生 本種と異なり担子胞子が微小 本種と異なり担子胞子がソーセージ形 Skeletocutis roseola 孔口面の色が類似している 本種と異なり子実体が半背着生 本種と異なり担子胞子が微小 本種と異なり担子胞子がソーセージ形