2022年9月25日 (仮訳)スペイン産の地中海性の新種、Gymnopus castaneus Villarreal, M., Heykoop, M. & Esteve-Raventós, F. 2002. Gymnopus castaneus, a new Mediterranean species from Spain. Persoonia. Available at: https://repository.naturalis.nl/pub/531760 [Accessed September 25, 2022] 【R3-09908】2022/9/25投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ スペインで採集された菌を検討し、Gymnopus castaneusとして新種記載した。 本種はVestipedes節に含まれ、子実体が帯赤褐色で子実層シスチジアを欠くことなどで特徴づけられた。 また、新組み合わせG. brunnescensを提唱した。 Spain, Toledo,Pinar de Almorox (新種) Gymnopus castaneus M. Villarreal, Heykoop & Esteve-Raventós 語源…栗色の(傘と柄の色から) 【よく似た種との区別】 Gymnopus brunnescens 同じVestipedes節に含まれる 子実体の色が類似している 子実層シスチジアを欠く 傘表皮の構造が類似している 柄表皮の構造が類似している 本種と異なりスペインではなく米国などに分布する 本種と異なり子実体がモリノカレバタケ型~ややヒダサカズキタケ型ではなくヒダサカズキタケ型 本種と異なり傘が赤褐色ではなくイザベラ色 本種と異なり襞が新鮮時、乾燥時ともに類白色ではなく新鮮時白色~帯レモン色?で乾燥時橙褐色 本種より担子胞子のQ値が大きい 本種と異なり担子胞子が類球形~広楕円形ではなく狭楕円形 (新組み合わせ) Gymnopus brunnescens (Murrill) M. Villarreal, Heykoop & Esteve-Raventós 旧名:Hydropus brunnescens (Murrill) Singer (基礎異名はOmphalina brunnescens Murrill) 【よく似た種との区別】 Gymnopus castaneus 同じVestipedes節に含まれる 子実体の色が類似している 子実層シスチジアを欠く 傘表皮の構造が類似している 柄表皮の構造が類似している 本種と異なり米国などではなくスペインに分布する 本種と異なり子実体がヒダサカズキタケ型ではなくモリノカレバタケ型~ややヒダサカズキタケ型 本種と異なり傘がイザベラ色ではなく赤褐色 本種と異なり襞が新鮮時白色~帯レモン色?で乾燥時橙褐色ではなく新鮮時、乾燥時ともに類白色 本種より担子胞子のQ値が小さい 本種と異なり担子胞子が狭楕円形ではなく類球形~広楕円形 Gymnopus terginus 同じVestipedes節に含まれる 本種と異なり子実体がヒダサカズキタケ型ではなくモリノカレバタケ型 本種と異なり傘がイザベラ色ではなく黄色~帯赤褐色 本種と異なり襞が新鮮時白色~帯レモン色?で乾燥時橙褐色ではなく類白色~帯赤褐色 本種より担子胞子のQ値が大きい 本種と異なり担子胞子が狭楕円形ではなく長楕円形~円筒形 本種と異なり縁シスチジアを欠くのではなく有する