2025年1月6日 (仮訳)コスタリカで採集された新種Haplotrichum parmastii Langer, G. & Langer, E. 1998. Haplotrichum parmastii sp. nov. collected in Costa Rica. Folia Cryptogamica Estonica. Available at: https://www.researchgate.net/publication/292143563_Haplotrichum_parmastii_sp_nov_collected_in_Costa [Accessed January 6, 2025] 【R3-12410】2025/1/6投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ コスタリカで採集された木材腐朽菌のアナモルフ菌の一種を検討し、Haplotrichum parmastiiとして新種記載した。 本種は分生子柄が粗面、分生子が無色~僅かに帯黄色の楕円形で粗面であることなどで特徴づけられた。 Haplotrichum属Ramosa亜節の検索表と、Botryobasidium属アナモルフの検索表をそれぞれ掲載した。 Costa Rica, prope San Jeronimo, Bajola Hondura (新種) Haplotrichum parmastii G. Langer 語源…菌類学者のErast Parmasto氏に献名(70歳の誕生日を記念して) 【よく似た種との区別】 Haplotrichum curtisii 分生子柄が粗面 分生子が粗面 本種より分生子の幅が広い 本種と異なり分生子が無色~僅かに帯黄色ではなく帯黄色~淡褐色 本種と異なり分生子が楕円形ではなく球形 本種と異なり菌糸がしばしば吻合するのではなく稀に吻合する 本種と異なりコロニーが白色~帯灰色ではなく橙色~肉桂色 Haplotrichum chilense 分生子形成細胞が小嚢状 分生子表面に粗い装飾を有する 本種と異なりコスタリカではなくチリ、グレナダ、ブラジル、ニュージーランドなどに分布する 本種と異なり分生子形成細胞の小歯が多数かつ顕著ではなく少数で不明瞭である 本種より分生子の幅が広い 本種と異なりコロニーが白色~帯灰色ではなく白色~淡い帯黄色~クリーム色