2021年7月18日 (仮訳)襞のあるきのこ類とクラバリオイド菌類 Magnago, AC., Furtago, ANM. & Neves, MA. 2021. Lamellate mushrooms and clavarioid fungi. Biodiversity of the Rio Ronuro Ecological Station. Available at: https://www.mtciencia.com.br/biodiversidade-da-estacao-ecologica-do-rio-ronuro/ [Accessed July 18, 2021] 【R3-08607】2021/7/18投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジル、マットグロッソ州のリオロヌロ生態学ステーションで採集された16種の担子菌類を報告した。 10種が襞のあるきのこ類、6種がクラバリオイド菌類であった。 そのうち10種がマットグロッソ州新産種として報告された。 (マットグロッソ州新産種) Callistosporium terrigenum Singer 【よく似た種との区別】 Callistosporium purpureomarginatum 本種と異なり傘縁部が帯赤紫色 本種と異なり縁シスチジアが糸状 (その他掲載種) Coprinellus disseminatus (Persoon) J.E. Lange イヌセンボンタケ (マットグロッソ州新産種) Entoloma wednae V. Coimbra & Wartchow 【よく似た種との区別】 Entoloma radicatum 形態的に類似している 本種と異なり傘が帯灰色 本種と異なり傘表面が疣状でない 本種と異なり菌糸にクランプを欠く (マットグロッソ州新産種) Gymnopilus earlei Murrill (マットグロッソ州新産種) Inocephalus murrayi (Berkeley & M.A. Curtis) Rutter & Watling 【よく似た種との区別】 Entoloma luteum(ウスキイボカサタケ) 本種と異なり傘頂部の突起が明瞭でない Entoloma quadratum(アカイボカサタケ) 傘頂部が尖った突起状 本種と異なり子実体が橙色 (マットグロッソ州新産種) Inocephalus virescens (Berkeley & M.A. Curtis) Largent & Abell-Davis 【よく似た種との区別】 Inocephallus azureoviridis 子実体が帯青色 担子胞子が直方体 本種と異なり傘表面の繊維のみが帯緑色になる 本種と異なり柄表面の繊維のみが帯緑色になる 本種と異なり担子胞子の角の数が3または稀に5ではなく常に4 (その他掲載種) Leucocoprinus cretaceus (Bulliard) Locquin ヒメカラカサタケ (その他掲載種) Marasmiellus volvatus Singer 【よく似た種との区別】 Marasmiellus coilobasis 顕微鏡的形態が類似している 本種と異なり脈間襞を有する 本種と異なり縁シスチジアが便腹形~類円筒形 (マットグロッソ州新産種) Marasmius phaeus Berkeley & M.A. Curtis 【よく似た種との区別】 Marasmius tageticolor 形態的に類似している 本種と異なり傘が帯赤色 本種と異なり担子胞子がやや屈曲する~針状 (マットグロッソ州新産種) Tapinella atrotomentosa (Batsch) Sutara ニワタケ (その他掲載種) Clavaria schaefferi Saccardo 【よく似た種との区別】 Clavulina amethystina 肉眼的形態が類似している 本種と異なり担子器が2胞子性 本種と異なり肉の菌糸に二次隔壁を欠く Ramariopsis pulchella(ヒナサンゴタケ) 子実体が帯紫色 子実体が分枝する 本種と異なり担子胞子表面が微細な疣状 本種と異なりクランプが子実体全体に分布する (マットグロッソ州新産種) Clavulina coralloides (Linnaeus) J. Schröter カレエダタケ 【よく似た種との区別】 Clavulina cinerea(ハイイロカレエダタケ) 子実体が分枝する 子実体頂部が鶏冠状 本種と異なり子実体が帯灰紫色~暗灰色 (その他掲載種) Clavulina panurensis (Berkeley) Corner 【よく似た種との区別】 Clavulina connata 本種と異なり子実体が帯黄褐白色 本種と異なり肉の菌糸にクランプを欠く (マットグロッソ州新産種) Clavulinopsis fusiformis (Sowerby) Corner ナギナタタケ 【よく似た種との区別】 Clavulinopsis laeticolor(カベンタケ) 本種と異なり子実体が単生、群生する 本種と異なり柄が顕著である 本種と異なり柄表面がやや綿毛状 本種と異なり担子胞子が楕円形 (その他掲載種) Phaeoclavulina zippelii (Léveillé) Overeem 【よく似た種との区別】 Phaeoclavulina cyancephala 本種より子実体ががっしりとしている 本種ほど子実体が分枝しない 本種と異なり子実体の枝が琥珀褐色、帯黒色で頂部が青色~青緑色 本種より菌糸のサイズが大きい (マットグロッソ州新産種) Ramaria moelleriana (Bresadola & Roumeguère) Corner シマホウキタケ