2020年12月19日 (仮訳)中国においてFissistigma属植物に生じた新種Marthamyces chinensis Gu, H-L. et al., 2015. Marthamyces chinensis sp. nov. on Fissistigma from China. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2015/00000130/00000003/art00028 [Accessed December 19, 2020] 【R3-07972】2020/12/18投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国海南省の熱帯雨林においてFissistigma属植物の落葉に生じた菌を検討し、Marthamyces chinensisとして新種記載した。 本種は子嚢果が葉の両面に生じ、三角形~五角形で時に楕円形、子嚢胞子が無色糸状であることなどで特徴づけられた。 本種は漂白および帯線と関連せず、腐生菌または弱い寄生菌と考えられた。 中国海南省尖峰嶺国家森林公園 (新種) Marthamyces chinensis Y.R. Lin & H.L. Gu 語源…中国産の 【よく似た種との区別】 Marthamyces emarginatus 子嚢果のサイズが非常に類似している 子嚢果の形状が非常に類似している 子嚢果の裂開様式が非常に類似している 本種と子実下層の構造が異なる 本種より子嚢のサイズがずっと大きい 本種より子嚢胞子の幅が広い 本種と異なり子嚢胞子が基部にかけて徐々に先細りになるのではなく両端が先細りになる 本種と異なり周糸状体を有する 本種と”covering layer”の構造が異なる 本種と殻壁の構造が異なる Marthamyces quadrifidus 本種と異なり子嚢果が宿主表皮下に生じる 本種と異なり子嚢果が三角形~五角形で時に楕円形なのではなく三角形または四角形 本種と子実下層の構造が異なる 本種より子嚢のサイズがずっと大きい 本種と異なり子嚢が円筒形ではなくしばしば基部付近で幅が最大となる 本種と異なり周糸状体状の細胞を有する 本種より”covering layer”が薄い 本種と殻壁の構造が異なる