2018年9月28日 (仮訳)分子系統解析によりXanthoparmelia tasmanicaにおける半隠蔽種が明らかになった Hodkinson, BP & Lendemer, JC. 2011. Molecular analyses reveal semi-cryptic species in Xanthoparmelia tasmanica. Bibliotheca Lichenologica. Available at: https://www.researchgate.net/profile/James_Lendemer/publication/260299561_Molecular_analyses_reveal_semi-cryptic_species_in_Xanthoparmelia_tasmanica/links/0deec538f23c91bdb5000000/Molecular-analyses-reveal-semi-cryptic-species-in-Xanthoparmelia-tasmanica.pdf [Accessed September 27, 2018]. 【R3-05531】2018/9/28投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Xanthoparmelia tasmanicaを対象に分子系統解析を実施し、本種が少なくとも2つの地理的に異なる系統からなることを示した。 オーストラリア産の系統を狭義のX. tasmanicaとし、北米産の系統に本種のシノニムとされていたParmelia hypofuscaの学名をあてた。 P. hypofuscaをXanthoparmelia属に移した。 (新組み合わせ) Xanthoparmelia hypofusca (Gyeln.) B.P. Hodk. & Lendemer 旧名:Parmelia hypofusca Gyeln. 【よく似た種との区別】 Xanthoparmelia tasmanica 形態的に類似している(同種とされていた) ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり米国、メキシコなどではなくオーストラリア、ニュージーランドなどに分布する ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される (その他掲載種) Xanthoparmelia tasmanica (Hook. f. & Taylor) Hale 【よく似た種との区別】 Xanthoparmelia hypofusca 形態的に類似している(同種とされていた) ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりオーストラリア、ニュージーランドなどではなく米国、メキシコなどに分布する ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される