2022年6月16日 (仮訳)台湾産変形菌類 (16):モジホコリ科の1新種および1新産種 Liu, C-H. et al., 2002. Myxomycetes of Taiwan XVI. One New Species and One New Record of Physaraceae. Taiwania. Available at: https://taiwania.ntu.edu.tw/pdf/tai.2002.47.290.pdf [Accessed June 16, 2022] 【R3-09604】2022/6/16投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 台湾で採集された変形菌の一種を検討し、Badhamia formosanaとして新種記載した。 本種は材の樹皮上のコケや生木樹皮に発生し、子実体が白色有柄で胞子が大型、子実体および細毛体に石灰質を伴うことなどで特徴づけられた。 また、台湾新産種としてPhysarum braunianumを報告した。 台湾新北市烏来区 (新種) Badhamia formosana C.H. Liu & Y.F. Chen 語源…台湾の 【よく似た種との区別】 Badhamia gracilis 台湾に分布する 胞子のサイズが類似している 本種と異なり胞子の輪郭が球形または類球形ではなく角張っている 本種と異なり胞子表面が小刺状または疣状で決して隆起状にはならないのではなく明確な隆起がある Physarum leucopus 台湾に分布する 子実体の外観が類似することがある 本種より胞子のサイズがずっと小さい 本種と異なり細毛体に石灰質を伴うという特徴を欠く Badhamia macrocarpa(オオフウセンホコリ) 台湾に分布する 子嚢の色が類似する 子嚢の形状が類似する 胞子の色が類似する 胞子の形状が類似する 本種と異なり子実体が無柄または短い柄を有する (台湾新産種) Physarum braunianum de Bary