2020年10月8日 (仮訳)ポーランドの地衣類相におけるMicarea属地衣の新産種および稀産種 Czarnota, P. 2004. New and some rare species of the genus Micarea (Micareaceae) in the lichen flora of Poland. Polish Botanical Journal. Available at: http://bomax.botany.pl/cgi-bin/pubs/data/article_pdf?id=819 [Accessed October 8, 2020] 【R3-07758】2020/10/8投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ポーランド新産種としてMicarea anteriorなど9種を報告した。 また、ポーランドにおいて1回しか記録のないM. viridileprosaも報告した。 各種について地理的分布、生態、分類などの知見を掲載した。 (ポーランド新産種) Micarea anterior (Nyl.) Hedl. 【よく似た種との区別】 Micarea misella 同所的に分布する 同時に発生することがある 本種と子器の顕微鏡的形態が異なる 本種と粉子器の壁の顕微鏡的形態が異なる (ポーランド新産種) Micarea bauschiana (Körb.) V. Wirth & Vězda 【よく似た種との区別】 Psilolechia clavulifera 生息環境が時に同一 形態的に類似している(誤同定の例がある) 本種と異なり岩上生ではなく通常土壌および根に直接生じる 本種と子嚢胞子のサイズが異なる 本種と子嚢胞子の形状が異なる 本種と共生藻の種類が異なる (ポーランド新産種) Micarea deminuta Coppins (ポーランド新産種) Micarea incrassata Hedl. 【よく似た種との区別】 Micarea assimilata 高山に生息する 形態的に類似している(誤同定の例がある) 地衣体がP陰性 Protomicarea limosa 高山に生息する 形態的に類似している(誤同定のおそれがある) 子実下層が暗褐色 本種と異なりセファロディアを欠く 本種と異なり地衣体がP陰性ではなくP+帯赤色 本種と異なり地衣成分として地衣体にパンナリンを含む (ポーランド新産種) Micarea leprosula (Th. Fr.) Coppins & A. Fletcher 【よく似た種との区別】 Micarea lignaria 形態的に類似している(誤同定の例がある) Micarea submilliaria ポーランドに分布する 形態的に類似している(誤同定のおそれがある) 形態的に同一のことがある 通常不稔の地衣体のみを生じる 本種と異なりP+生姜色ではなくP+黄色 本種と異なり地衣成分としてアルゴプシンおよびジロホール酸を含むという特徴を欠く 本種と異なり地衣成分としてアレクトリアル酸を含む (ポーランド、西カルパティア山脈新産種) Micarea marginata Coppins & Muhr (ポーランド新産種) Micarea polycarpella (Erichsen) Coppins & Palice (ポーランド新産種) Micarea submilliaria (Nyl.) Coppins 【よく似た種との区別】 Micarea leprosula ポーランドに分布する 形態的に類似している(誤同定のおそれがある) 形態的に同一のことがある 通常不稔の地衣体のみを生じる 本種と異なりP+黄色ではなくP+生姜色 本種と異なり地衣成分としてアレクトリアル酸を含むという特徴を欠く 本種と異なり地衣成分としてアルゴプシンおよびジロホール酸を含む Micarea lignaria 同所的に分布する 形態的に類似している(誤同定の例がある) (ポーランド新産種) Micarea tuberculata (Sommerf.) R.A. Anderson (その他掲載種) Micarea viridileprosa Coppins & van den Boom