2020年9月17日 (仮訳)ヨーロッパおよびアジアロシア産のつばのあるPluteus属菌の新記録 Malysheva, E., Morozova, O. & Zvyagina, E. 2007. New records of the annulate Pluteus in European and Asian Russia. Acta Mycologica. Available at: https://pbsociety.org.pl/journals/index.php/am/article/view/am.2007.016 [Accessed September 17, 2020] 【R3-07694】2020/9/17投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中央ロシアおよびシベリア西部で採集されたChamaeota fenzliiを報告した。 本種に対して新組み合わせPluteus fenzliiを提唱した。 本種の標本ごとの肉眼的・顕微鏡的形質の変異を表にまとめた。 (新組み合わせ) Pluteus fenzlii (Schulzer) Corriol & P.-A. Moreau 旧名:Chamaeota fenzlii (Schulzer) Singer (基礎異名はAgaricus fenzlii Schulzer) ※本論文ではPluteus fenzlii (Schulzer) E. Malysheva, Morozova & zvyaginaとされたが、のちにBorovička (2008) で優先権を欠くことが指摘されている 【よく似た種との区別】 Pluteus mammilatus 傘の色が類似している つばを有する 縁シスチジアの形態が類似している 傘表皮の構造が類似している 本種と異なり襞縁部が黄色 Pluteus leoninus(ベニヒダタケ) 形態的に類似している(この種がつばを欠く場合、野外で混同のおそれがある) 本種ほど傘表面に小鱗片が多くない 本種と異なりつばを欠く 本種と異なり側シスチジアに突起を有する