2024年11月2日 (和文題名)台湾で見つかった地衣類の注目種 Kashiwadani, H. & Moon, KH. 2010. Noteworthy species of lichens found in Taiwan. Memoirs of the National Museum of Nature and Science. Available at: https://www.kahaku.go.jp/research/publication/memoir/download/46/4607.pdf [Accessed November 2, 2024] 【R3-12214】2024/11/2投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 台湾の大雪山地の森林から5種の稀産の地衣類を報告した。 そのうち、Gymnoderma insulare、Phaeographis laevigata、Platygramme pseudomontagneiは台湾新産種となった。 G. coccocarpumは再発見され、Siphula decumbensは台湾からの2度目の報告となった。 (その他掲載種) Gymnoderma coccocarpum Nylander オオツブミゴケ (台湾新産種) Gymnoderma insulare Yoshimura & Sharp ツブミゴケ (台湾新産種) Phaeographis laevigata (M. Nakanishi) M. Nakanishi & Kashiwadani スギノウエノモジゴケ 【よく似た種との区別】 Phaeographis pseudomontagnei 台湾に分布する 同じベニヒに生息する 樹皮生地衣である 形態的に類似している(混同のおそれがある) リレラの外観が類似している 子嚢胞子が石垣状 主要な地衣成分として”echinocarpic acid”を含む 本種と異なり果殻が決して炭化しないのではなく上半分が炭化する (台湾新産種) Platygramme pseudomontagnei (M. Nakanishi) M. Nakanishi & Kashiwadani クロイシガキモジゴケ 【よく似た種との区別】 Phaeographis laevigata(スギノウエノモジゴケ) 台湾に分布する 同じベニヒに生息する 樹皮生地衣である 形態的に類似している(混同のおそれがある) リレラの外観が類似している 子嚢胞子が石垣状 主要な地衣成分として”echinocarpic acid”を含む 本種と異なり果殻の上半分が炭化するのではなく決して炭化しない (その他掲載種) Siphula decumbens Nylander コバノシロツノゴケ