2022年12月7日 (仮訳)イタリア新産の糞生の広義Coprinus属菌 Doveri, F., Granito, VM. & Lunghini, D. 2005. Nuovi ritrovamenti di Coprinus s.l. fimicoli in Italia. Rivista di Micologia. Available at: https://www.researchgate.net/publication/278241647_Nuovi_ritrovamenti_di_Coprinus_sl_fimicoli_in_Italia_New_findings_of_fimicolous_Coprinus_sl_in_Italy [Accessed December 7, 2022] 【R3-10128】2022/12/7投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 広義Coprinus属菌の新しい分類体系を紹介した。 イタリア新産種として馬糞に発生したCoprinellus sassiiおよびCoprinopsis luteocephalaを報告した。 イタリア産の糞生の広義Coprinus属菌の検索表を掲載した。 (イタリア新産種) Coprinellus sassii (M. Lange & A.H. Smith) Redhead, Vilgalys & Moncalvo 【よく似た種との区別】 Coprinellus ephemerus イタリアに分布する 糞生菌である 被膜を欠く 傘剛毛を有する 柄剛毛を有する 本種と異なり担子器が2胞子性ではなく4胞子性 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なりスクレロシスチジアを欠く (イタリア新産種) Coprinopsis luteocephala (Watling) Redhead, Vilgalys & Moncalvo 【よく似た種との区別】 Coprinopsis xenobia イタリアに分布する 糞生菌である 担子胞子が円筒状楕円形 被膜が無色薄壁の菌糸からなる 本種と異なりウマではなくウシの糞に発生する傾向がある 本種と異なり被膜がレモン色ではなく類白色 本種より担子胞子のサイズがやや大きい