2018年9月17日 (仮訳)アルゼンチンにおけるLeucocoprinus cretaceusおよびL. fragilissimusの存在 Niveiro, N., Popoff, O. & Albertó, E. 2012. Presence of Leucocoprinus cretaceus and L. fragilissimus in Argentina. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2012/00000121/00000001/art00029 [Accessed September 16, 2018]. 【R3-05498】2018/9/17投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Leucocoprinus cretaceusおよびL. fragilissimusをアルゼンチン新産種として報告した。 両種はアルゼンチン北部の大西洋岸森林で採集され、前者はパラナマツの樹皮、後者は材およびリターなどに発生した。 両種を含むアルゼンチン産キヌカラカサタケ属菌の検索表を掲載した。 (アルゼンチン新産種) Leucocoprinus cretaceus (Bull.) Locq. ヒメカラカサタケ 【よく似た種との区別】 Leucocoprinus squamulosus 南米に分布する 担子胞子の形態が類似している 本種と異なり柄の基部が膨大する 本種と異なりつばを欠く Leucocoprinus cepistipes(キヌカラカサタケ) アルゼンチンに分布する 柄が類白色 本種と異なり傘中央部が暗色 本種と異なり傘表面の小鱗片が白色ではなく黄褐色 本種と異なり柄表面の小鱗片が白色ではなく帯灰白色~帯黄色 本種と異なり柄表面のつばから基部まで小鱗片に覆われるのではなく小鱗片が散在する (アルゼンチン新産種) Leucocoprinus fragilissimus (Berk. & M.A. Curtis) Pat. キツネノハナガサ 【よく似た種との区別】 Leucocoprinus thoenii アフリカに分布する 子実体が薄い 子実体の質感が脆い 担子胞子の形状が類似している 本種と異なり子実体に黄色色素を含まない Leucocoprinus brunneoluteus 南米に分布する 子実体の質感が脆い 本種より子実体が黄色を帯びる 本種と異なり傘に褐色の中丘を有する 本種と異なり傘表面に褐色の小鱗片を伴う