2014年1月20日 (仮訳)ハウスダストから分離された新種Rasamsonia pulvericola Tanney, J. & Seifert, K., 2013. Rasamsonia pulvericola sp. nov., isolated from house dust. IMA Fungus. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/ima/imafung/2013/00000004/00000002/art00015 [Accessed January 20, 2014]. 【R3-00293】2014/01/20投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 14か国の87の建物における室内環境の菌類相の調査の中で、タイのある建物から見出された菌を、Rasamsonia pulvericolaとして新種記載した。 本新種は他のどのRasamsonia属の既知種よりも最大生長温度が低く、初の中温性の種であった。 本種のITS領域の塩基配列はタイを含む各国における454パイロシーケンシングでは見出されなかったが、ミクロネシアから97%の類似度の塩基配列が検出された。 Thailand: Songkhla, Saba Yoi (新種) Rasamsonia pulvericola Tanney & Seifert 語源…ごみに生息する 【よく似た種との区別】 Rasamsonia brevistipitata 室内環境から分離された例がある 形態的に類似している 分生子が円筒形 培養性状が類似している 本属菌の中でも最適生長温度が比較的低い 本属菌の中でも最大生長温度が比較的低い ITS+Cmd+BenAに基づく分子系統解析でごく近縁 最適生長温度が本種と異なり30°Cではなく33°C 最大生長温度が本種と異なり35°Cではなく45°C ITS+Cmd+BenAに基づく分子系統解析で明瞭に区別される