2015年3月11日 (仮訳)ハラタケ類のKinia属はザラミノシメジ属の下位に置かれるプルテオイド・クレードの新規構成群である Vizzini, A. et al., 2010. The agaricoid genus Kinia is a new member of the Pluteoid clade subordinate to Melanoleuca . Mycosphere. Available at: http://www.mycosphere.org/pdfs/MC1_2_No3.pdf [Accessed March 11, 2015]. 【R3-01632】2015/03/11投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ nrLSUに基づく分子系統解析の結果から、近年設立された新属Kiniaをザラミノシメジ属の亜属とした。 当該菌群は科レベルの所属が従来不明であったが、プルテオイド・クレードに含まれ、ウラベニガサ科菌類と系統的に近縁であることが示された。 新組み合わせMelanoleuca privernensisおよびKinia亜属 (MB 518312) を提唱した。 (新組み合わせ) Melanoleuca privernensis (Consiglio, Contu, Setti & Vizzini) Consiglio, Setti & Vizzini 旧名:Kinia privernensis Consiglio 【よく似た種との区別】 Melanoleuca melaleuca nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される