2021年2月6日 (仮訳)Petrakia echinataの完全な生活環 Butin, H., Holdenrieder, O. & Sieber, TN. 2013. The complete life cycle of Petrakia echinata. Mycological Progress. Avaialble at: https://link.springer.com/article/10.1007/s11557-012-0850-x [Accessed February 6, 2021] 【R3-08120】2021/2/6投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ドイツにおいてAcer pseudoplatanusの落葉に見出された子嚢菌をPetrakia echinataのテレオモルフと同定した。 培養下での観察とITS領域の塩基配列によりテレオモルフ-アナモルフ関係を確かめ、テレオモルフをMycodidymella属菌とした。 本種が春に子嚢胞子を介して感染し、夏の終わりにMycopappus属シンアナモルフ、次いで分生子を形成し、同時にスペルマチアを持つPhoma属シンアナモルフを形成するという生活環を想定した。 (その他掲載種) Petrakia echinata (Peglion) Syd. & P. Syd. 【よく似た種との区別】 Xenostigmina zilleri 北米に分布する 同じカエデ属植物に生じる 植物の葉に生じる シンアナモルフがMycopappus属である nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 ITS領域の塩基配列が類似している 本種より子嚢胞子の幅が狭い 本種とITS領域の塩基配列が異なる(相同性98%)