2018年11月16日 (仮訳)マルタ島産オオロウソクゴケ属地衣 Fiorentino, J. 2011. The genus Xanthoria (Teloschistaceae, lichenised Ascomycota) in the Maltese Islands. The Central Mediterranean Naturalist. Avaialble at: https://www.um.edu.mt/library/oar/handle/123456789/15408 [Accessed November 16, 2018] 【R3-05680】2018/11/16投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ マルタ島からXanthoria calcicola、X. aureola、およびX. parietinaの3種を報告した。 各種について形態形質や生態学的選好性などを掲載したほか、3種の形質比較表を掲載した。 また、マルタから知られていないオオロウソクゴケ属3種を加えた6種の検索表を掲載した。 (その他掲載種) Xanthoria calcicola Oxner 【よく似た種との区別】 Xanthoria aureola マルタに分布する 石灰岩に生じる 形態的に類似している(野外での識別が困難) 地衣体が橙色 裂片が革紐状のことがある 本種と異なり腐朽した地衣に生じる 本種より地衣体の最大サイズが小さい 本種より地衣体が厚い 本種より縁部の裂片の幅が狭い 本種と異なり子器が僅か~多量ではなく欠くか僅か 本種と異なり裂芽を欠く (その他掲載種) Xanthoria aureola (Ach.) Erichsen 【よく似た種との区別】 Xanthoria calcicola マルタに分布する 石灰岩に生じる 形態的に類似している(野外での識別が困難) 地衣体が橙色 裂片が革紐状のことがある 本種と異なり腐朽した地衣に生じるという特徴を欠く 本種より地衣体の最大サイズが大きい 本種より地衣体が薄い 本種より縁部の裂片の幅が広い 本種と異なり子器を欠くか僅かなのではなく僅か~多量 本種と異なり裂芽を有する Xanthoria parietina 岩上生のことがある 形態的に類似している(同一種との意見がある) 本種と異なり樹皮生のことがある 本種より地衣体の最大サイズが小さい 本種と異なり地衣体が橙色ではなく灰緑色~橙緑色 本種より地衣体が薄い 本種より縁部の裂片の幅が広い 本種と異なり子器を欠くか僅かなのではなく豊富 分子系統解析で区別される(先行研究) (その他掲載種) Xanthoria parietina (L.) Beltr. 【よく似た種との区別】 Xanthoria aureola 岩上生のことがある 形態的に類似している(同一種との意見がある) 本種と異なり樹皮生のことがあるという特徴を欠く 本種より地衣体の最大サイズが大きい 本種と異なり地衣体が灰緑色~橙緑色ではなく橙色 本種より地衣体が厚い 本種より縁部の裂片の幅が狭い 本種と異なり子器が豊富ではなく欠くか僅か 分子系統解析で区別される(先行研究) Xanthoria steineri ほとんどの場合樹上生だが岩上生のこともある 側糸が頭状 本種と異なりマルタにおける分布が知られていない 本種より地衣体のサイズが小さい 本種より縁部の裂片の幅が狭い 本種と異なり側糸が二叉分岐する