2026年3月26日 (仮訳)中国産ニクハリタケ科菌類における新属BambusiporiaおよびEtheirodon属1新種 Wang, C-G. et al. 2026. The new genus Bambusiporia and a new species of Etheirodon in Steccherinaceae (Polyporales, Basidiomycota) from China. MycoKeys. Available at: https://mycokeys.pensoft.net/article/183355/ [Accessed March 26, 2026] 【R3-13745】2026/3/26投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国産ニクハリタケ科菌類について形態学的検討および分子系統解析を実施し、新属新種Bambusiporia niveaおよび新種Etheirodon lilacinumを記載した。 前者はタケ上に生息し、子実体が背着生、子実層面が管孔状で1菌糸型であること、後者は子実体が淡紫色で子実層托が歯牙状、2菌糸型であることなどで特徴づけられた。 BEASTを用いた分岐年代推定により、ニクハリタケ科の祖先が前期白亜紀に出現し、Bambusiporiaクレードが後期白亜紀、Etheirodonクレードが始新世に分岐したことが示唆された。 中国雲南省昭通市黄連河森林公園 (新種) Bambusiporia nivea Y.C. Dai, Xin Zhang & Chao G. Wang 語源…(属名)タケの孔/(種小名)雪色の(新鮮時の孔口面から) 【よく似た種との区別】 Citripora spp. ITS+nrLSU+tef1+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子実体が背着生ではなく半背着生~傘状 本種と異なり子実体が白色ではなくレモン色 本種と異なり担子胞子が楕円形ではなく類球形~広楕円形 本種と異なり菌糸構成が1菌糸型ではなく2菌糸型 ITS+nrLSU+tef1+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Flabellophora spp. ITS+nrLSU+tef1+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子実体が背着生ではなく半背着生~傘状または有柄 本種と異なり担子胞子が楕円形ではなく類球形~広楕円形 ITS+nrLSU+tef1+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Rhomboidia spp. ITS+nrLSU+tef1+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子実体が背着生ではなく半背着生~傘状または有柄 本種と異なり担子胞子が楕円形ではなく類球形~広楕円形 ITS+nrLSU+tef1+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Nigroporus spp. ITS+nrLSU+tef1+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子実体が白色ではなく帯青灰色、帯ワイン褐色~暗褐色 本種と異なり子実体が背着生ではなく半背着生~傘状または有柄 本種と異なり菌糸構成が1菌糸型ではなく2菌糸型 本種と異なり担子胞子が楕円形ではなくソーセージ形 ITS+nrLSU+tef1+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Trullella spp. ITS+nrLSU+tef1+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子実体が背着生ではなく半背着生~傘状 本種と異なり菌糸構成が1菌糸型ではなく2菌糸型 本種と異なり担子胞子が楕円形ではなくソーセージ形 ITS+nrLSU+tef1+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Mycorrhaphium spp. ITS+nrLSU+tef1+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子実体が背着生ではなく傘状 本種と異なり子実層托が管孔状ではなく歯牙状 ITS+nrLSU+tef1+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Austeria spp. ITS+nrLSU+tef1+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子実体が背着生ではなく傘状 本種と異なり子実体が白色ではなく硫黄色を帯びる 本種と異なり担子胞子が楕円形ではなく類円筒形 本種と異なり担子胞子が僅かに厚壁ではなく薄壁 本種と異なり菌糸構成が1菌糸型ではなく2菌糸型 ITS+nrLSU+tef1+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Niemelaea spp. 子実体が背着生 孔口面が淡色 菌糸構成が1菌糸型 担子胞子が楕円形~広楕円形 生殖菌糸にクランプ接続を有する ITS+nrLSU+tef1+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される 中国チベット自治区自治区ニンティ市ポメ県 (新種) Etheirodon lilacinum Y.C. Dai & Chao G. Wang 語源…淡紫色の(新鮮時の子実層托の色から) 【よく似た種との区別】 Etheirodon fimbriatus 本種と異なり中国ではなくフランス、スウェーデンなどに分布する 本種と異なり子実体が淡紫色ではなく帯桃色 本種と異なり子実体の不稔縁部が糸状~根状菌糸束を伴う 本種と異なり子実層托が乾燥時暗い帯灰紫色ではなく黄褐色~暗黄褐色 本種と異なり子実層托が針状ではなく円錐形の歯牙状 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なりシスチジアに顕著な結晶を伴う 本種と異なりシスチジアが厚壁 ITS+nrLSU+tef1+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Etheirodon purpureus 本種と異なり中国ではなくブラジルなどに分布する 本種と異なり子実層托が乾燥時暗い帯灰紫色ではなく黄褐色~暗黄褐色 本種より針のサイズが小さい 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なりシスチジアに顕著な結晶を伴う 本種と異なりシスチジアが厚壁 ITS+nrLSU+tef1+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される