2026年1月29日 (仮訳)形態および分子系統解析に基づくインド産Entoloma属Nolanea亜属3新種の記載 Raj, KNA. & Manimohan, P. 2016. Three new species of Entoloma subgenus Nolanea from India based on morphology and molecular phylogeny. Phytotaxa. Available at: https://phytotaxa.mapress.com/pt/article/view/phytotaxa.286.4.2 [Accessed January 29, 2026] 【R3-13576】2026/1/29投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インド、ケララ州で採集された3種の菌を検討し、Entoloma brunneoumbonatum、E. luteodiscum、E. brunneoapplanatumとして新種記載した。 これらはいずれもNolanea亜属に含まれ、それぞれ傘が黄褐色で顕著な中高であること、傘が淡い帯褐黄色で中央が窪むこと、傘に乳頭突起を有することなどで特徴づけられた。 インド産の本亜属10種を含む検索表を掲載した。 India, Kerala State, Malappuram District, Calicut University Campus (新種) Entoloma brunneoumbonatum K.N.A. Raj & Manimohan 語源…褐色の中丘の(傘の色と形状から) 【よく似た種との区別】 Entoloma mammiferum インドに分布する 子実体の外観が類似している 傘が乳頭状 担子胞子の形状がかなり類似している 傘表皮が平行菌糸被で菌糸に結晶を伴う 本種と異なり東アフリカにおける分布が知られている 本種より子実下層の幅が広い 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり襞縁部が稔性 本種と異なり傘表皮菌糸に原形質色素を有する 本種と異なり菌糸にクランプを欠く Entoloma maderaspatanum インドに分布する 傘の色がかなり類似している 傘の形状がかなり類似している 襞が陥入する 傘表皮が平行菌糸被である 本種と異なりスリランカにおける分布が知られている 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と担子胞子の形状が異なる 本種と異なり縁シスチジアを欠く 本種と異なり菌糸にクランプを欠く Entoloma sanvitalense 傘の外観が類似している 傘に顕著な中丘を有する 傘の色が類似している 傘表面に半透明条線を有する 傘表皮菌糸に結晶を伴う 柄表皮菌糸に結晶を伴う 全ての菌糸にクランプを有する ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりインドではなくヨーロッパなどに分布する 本種より傘のサイズが小さい 本種と異なり傘表面が綿毛状〜毛状 本種より柄が短い 本種と異なり柄が糸状 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と担子胞子の形状が異なる 本種より担子胞子のQ値が大きい 本種と異なり襞縁部が稔性 本種と異なり傘表皮が平行菌糸被から毛状被への移行型である ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される India, Kerala State, Kozhikode District, Poyilkavu Sacred Grove (新種) Entoloma luteodiscum K.N.A. Raj & Manimohan 語源…黄色の中央部の(傘の色から) 【よく似た種との区別】 Entoloma obscurum 傘の形状がやや類似している 襞の付着様式が類似している 襞の色がやや類似している 襞が稀に二叉分岐する 柄の表面性状が類似している 柄が中空 柄基部に白色の菌糸体を伴う 担子胞子のサイズが類似している 担子胞子の形状が類似している シスチジアを欠く 菌糸にクランプを欠く 本種と異なりインドではなくトリニダードなどに分布する 本種より子実体のサイズが大きい 本種と異なり傘が帯灰褐色 本種と異なり傘表面に絹糸状光沢を有し、条線を欠く 本種と異なり襞の間隔がやや疎である 本種と異なり傘表皮が淡い帯灰色の液胞色素を持つ匍匐性上皮型 Nolanea mazophora 傘の色がやや類似している 傘表面に条線を有する 襞の付着様式がやや類似している 担子胞子のサイズがやや類似している 担子胞子の形状がやや類似している 側シスチジアを欠く 襞縁部が稔性 菌糸にクランプを欠く 本種より子実体のサイズが大きい 本種と異なり傘が中高である 本種と異なり襞の間隔がやや密 本種と異なり柄表面に繊維状条線を有する 本種と異なり担子器が2胞子性でない 本種と異なり傘表皮菌糸に帯黄褐色の液胞色素を有する Entoloma conicosericeum 担子胞子のサイズがやや類似している 担子胞子の形状がやや類似している 縁シスチジアを欠く 傘表皮が平行菌糸被である ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりインドではなくスペインなどに分布する 本種より子実体のサイズが大きい 本種と異なり傘が中高である 本種と異なり傘が帯黒褐色 本種と異なり傘表面に条線を欠き放射状繊維紋をあらわしビロード状 本種と異なり襞が陥入〜離生 本種と異なり傘表皮菌糸に結晶を伴う 本種と異なり傘表皮菌糸にクランプを有する ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される India, Kerala State, Thrissur District, Chalakudy, Athirapilly Forest Range, Kumbidamudi hill (新種) Entoloma brunneoapplanatum K.N.A. Raj & Manimohan 語源…褐色の扁平な(傘の色と形状から) 【よく似た種との区別】 Entoloma brunneoquadratum インドに分布する 傘の色がやや類似している 傘表面に弱い吸水性を有する 傘表面が平滑で半透明条線をあらわす 襞縁部が襞と同色 襞縁部が全縁 柄表面が平滑 担子胞子のサイズがやや類似している 側シスチジアを欠く 縁シスチジアを欠く 傘表皮が平行菌糸被である 柄表皮が平行菌糸被である 菌糸にクランプを欠く 本種より子実体のサイズが大きい 本種と異なり傘が窪む 本種と異なり襞が離生する 本種と異なり襞が褐色 本種と異なり担子胞子が立方体状〜四角形 本種と異なり担子器の胞子数に変異がある 本種と異なり菌糸に結晶を欠く Entoloma acuminatum 南アジアに分布する 傘の色が類似している 傘表面が平滑で半透明条線をあらわす 担子胞子のサイズが類似している 担子胞子の形状が類似している 側シスチジアを欠く 縁シスチジアを欠く 傘表皮が平行菌糸被であり菌糸に結晶を伴う 本種と異なりインドではなくスリランカなどに分布する 本種と異なり傘が円錐状鐘形でしばしば鋭く尖った中丘を有する 本種と異なり柄基部が粗毛状 本種と異なり子実下層が偽柔組織状 本種と異なり菌糸にクランプを有する Entoloma clandestinum(コモミウラモドキ) 傘が平滑 傘に非常に小さな乳頭状突起を有する 担子胞子のサイズが類似している 担子胞子の角の数がほぼ同数 子実層シスチジアを欠く 傘実質菌糸に結晶を伴う 傘表皮菌糸に結晶を伴う ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりインドではなくヨーロッパなどに分布する 本種と異なり傘が円錐形または半球形 本種と異なり菌糸にクランプを有する ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Entoloma malenconii 傘の色がやや類似している 傘が扁平で成熟時中高 担子胞子のサイズがやや類似している 傘表皮が平行菌糸被で褐色の結晶を伴う ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりインドではなくスペインなどに分布する 本種と異なり襞が直生する 本種と異なりシスチジアを多数有する 本種と異なり菌糸にクランプを有する ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される