2020年12月3日 (仮訳)高地アンデス・エクアドルに産したCystoderma属2新種 Saar, I & Læssøe, T. 2006. Two new Cystoderma species from high Andean Ecuador. Mycotaxon. Available at: https://www.mycotaxon.com/vol/abstracts/96/96-123.html [Accessed December 3, 2020] 【R3-07926】2020/12/3投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ エクアドルで採集された2種の菌を検討し、Cystoderma andinumおよびC. papallactaeとして新種記載した。 前者はパラモのクッション植物群集に生じ、Cystoderma節に属し、担子胞子が大型で強いアミロイド性を示すことなどで特徴づけられた。 後者はGranulosa節に属し、傘が橙色、担子胞子が大型で非アミロイドであることなどで特徴づけられた。 Ecuador, Prov. Napo, just below and E of the Papallacta pass, páramo El Virgen (新種) Cystoderma andinum I. Saar & Læssøe 語源…アンデスの 【よく似た種との区別】 Cystoderma granulosum(ヒメオニタケ) 傘の色が類似している 本種と異なり傘が煉瓦色でのちに色褪せて帯灰橙色になるのではなく煉瓦色 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子がアミロイドではなく非アミロイド Cystoderma adnatifolium 傘の色が類似している 本種と異なり傘が煉瓦色でのちに色褪せて帯灰橙色になるのではなく帯灰橙色 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子がアミロイドではなく非アミロイド Cystoderma austrofallax 傘が褐色を帯びる 担子胞子がアミロイド 本種より担子胞子のサイズが小さい Cystoderma chocoanum 傘が褐色を帯びる 担子胞子がアミロイド 本種より担子胞子のサイズが小さい Cystoderma cristalliferum 傘が褐色を帯びる 担子胞子がアミロイド 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり側シスチジアを有する 本種と異なり縁シスチジアを有する Cystoderma ferruginosum 傘が褐色を帯びる 担子胞子がアミロイド 本種より担子胞子のサイズが小さい Ecuador, Prov. Napo, just below and E of the Papallacta pass, páramo El Virgen (新種) Cystoderma papallactae I. Saar & Læssøe 語源…パパリャクタの 【よく似た種との区別】 Cystoderma granulosum(ヒメオニタケ) 傘の色が類似している 担子胞子がアミロイド 本種より担子胞子のサイズが小さい Cystoderma austrofallax 傘が褐色を帯びる 本種と異なり担子胞子が非アミロイドではなくアミロイド Cystoderma chocoanum 傘が褐色を帯びる 本種と異なり担子胞子が非アミロイドではなくアミロイド Cystoderma cristalliferum 傘が褐色を帯びる 本種と異なり担子胞子が非アミロイドではなくアミロイド Cystoderma ferruginosum 傘が褐色を帯びる 本種と異なり担子胞子が非アミロイドではなくアミロイド