2019年12月19日 (仮訳)ユーラシア新産種、Usnea pacificana Şenkardeşler, A. & Clerc, P. 2017. Usnea pacificana P. Halonen (lichenized Ascomycetes) new to Eurasia. The Lichenologist. Available at: https://www.cambridge.org/core/journals/lichenologist/article/usnea-pacificana-p-halonen-lichenized-ascomycetes-new-to-eurasia/130ECBC319A872A2ECD2F6B905402EA6 [Accessed December 19, 2019] 【R3-06876】2019/12/19投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ トルコ北東部の森林で採集されたUsnea pacificanaをユーラシア新産種として報告した。 本種は従来、米国ワシントン州およびオレゴン州とカナダから知られていた種であり、隔離分布が示された。 本種は北米では海水面近くの標高で採集されたが、トルコでは亜高山帯で採集された。 (ユーラシア、アジア、トルコ新産種) Usnea pacificana Halonen 【よく似た種との区別】 Usnea subfloridana(ヒゲサルオガセ) 地衣成分としてスクアマト酸を含むことがある 本種と異なり粉芽塊が有柄ではなく無柄 本種と異なり地衣成分としてタムノール酸を含む 本種と異なり地衣成分としてベオミセス酸を含まない Usnea silesiaca 本種より地衣体基部の帯黒色の着色部位が広い 本種より髄層がずっと薄い 本種より髄層が密に詰まっている 本種と異なり粉芽塊が成熟時有柄でない 本種と異なり地衣成分としてサラジン酸を含む Usnea dasopoga トルコに分布する 地衣体の形状が非常に類似していることがある(短い形態型で) 本種より皮層が薄い 本種と異なり粉芽塊が有柄でない 本種と異なり地衣成分としてサラジン酸を含む