(仮訳)ブラジル・パライバ州産の印象的な新種Hydropus griseolazulinus
Pinheiro, F., Sa, M. & Wartchow, F., Hydropus griseolazulinus, a striking new species from Paraiba, Brazil. mycosphere.org. Available at: http://www.mycosphere.org/pdfs/MC4_2_No4.pdf [Accessed December 15, 2013].
【R3-00142】2013/12/15投稿

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3行まとめ

ブラジル・パライバ州からHydropus griseolazulinusを新種記載した。
本種は傘が帯灰青色、襞が青色で、本属で唯一子実体が青色を帯びる種となった。
本種はHydropus属のMycenoidesAnthidepas亜節に属すると考えられた。
Brazil, Paraíba, Cabedelo, Floresta Nacional da Restinga de Cabedelo

(新種)

Hydropus griseolazulinus F.G.B. Pinheiro, Sa & Wartchow
語源…灰青色の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Hydropus terraefirmae
担子胞子のサイズが僅かに似ている
本種と異なり子実体が一切青色を帯びない
本種と異なり縁シスチジアが便腹形
Trogia subviride
子実体が青色を帯びる
担子胞子のサイズがやや似ている
本種と異なり土壌ではなく腐朽材に発生する
本種と異なり傘が灰色を帯びた帯緑黄褐色~帯緑青色
本種と異なり襞が暗青色ではなく類白色
本種と異なり襞の間隔が疎ではなくやや疎~かなり密
本種と異なり柄が類白色ではなく白色で老成すると帯黄色になる
本種と異なり側シスチジアを多数持つ
本種より縁シスチジアのサイズが大きい