2016年11月7日 (仮訳)イタリア新産のEntoloma occultipigmentatum var. cystidiatum Battistin, E. & Righetto, N., 2008. A new record of Entoloma occultipigmentatum var. cystidiatum from Italy. Mycologia Balcanica. Available at: https://www.researchgate.net/publication/281285119_A_new_record_of_Entoloma_occultipigmentatum_var_cystidiatum_from_Italy [Accessed November 6, 2016]. 【R3-03453】2016/11/07投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 非常に稀なEntoloma occultipigmentatum var. cystidiatumをイタリアから初めて報告した。 本種は従来オーストリアのみから知られ、イタリアにおいてはヴェネト州の草地に発生した。 イタリア産標本は担子胞子のQ値が大きかったが、本変種が等径だけでなく異径の胞子を有するかなどを結論付けるにはさらなる標本の集積が必要と考えた。 (南欧、イタリア新産種) Entoloma occultipigmentatum var. cystidiatum Hauskn. & Noordel. 【よく似た種との区別】 Entoloma conferendum(ミイノモミウラモドキ) 生息環境が同一 形態的に類似している(混同のおそれがある) 子実体の色が類似している 本変種と異なり担子胞子が5-7角形ではなく十字状星形 Entoloma sericeum(トガクシハルシメジ) 草地に発生する 本変種より子実体が暗色 本変種と異なり子実体に強い穀粉臭がある 本変種と異なり子実体に色素の結晶を含む Entoloma testaceum 本変種と異なり子実体が帯黄褐色 Entoloma cryptocystidiatum 本変種より縁シスチジアのサイズが小さい