(仮訳)インド、ウッタル・プラデーシュ州北東部のタライ森林に産したCorynespora属1新種
Kumar, S. et al., 2012. A new species of Corynespora from terai forest of northeastern Uttar Pradesh, India. Mycosphere. Available at: http://www.mycosphere.org/pdfs/MC3_4_No3.pdf [Accessed January 3, 2017].
【R3-03624】2017/01/03投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

インド、ウッタル・プラデーシュ州においてPogostemon plectranthoidesの生葉に病害を引き起こした菌を検討し、Corynespora pogostemonicolaとして新種記載した。
本種は宿主の葉の下面に円形~不定形の斑点を生じ、分生子は倒棍棒形~倒棍棒状円筒形で5-24つの異隔壁を有していた。
本種は同じくインドに分布し、ミズトラノオ属植物を宿主とするC. pogostemonisとは分生子柄や分生子の形態が異なっていた。
Nichlaul Forest, Mahrajganj, U.P., India

(新種)

Corynespora pogostemonicola Sham. Kumar, R. Singh, Saini & Kamal
語源…ミズトラノオ属に生息する
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Corynespora pogostemonis
インドに分布する
同じミズトラノオ属植物を宿主とする
本種と異なりPogostemon plectranthoidesではなくP. lanceolatusなどを宿主とする
本種と異なり宿主の葉の下面ではなく両面に斑点を生じる
本種より分生子柄が長い
本種と異なり分生子の伸長部が0-7つではなく0-1つ
本種より分生子のサイズが小さい
本種より分生子の異隔壁数が少ない