2019年1月23日 (仮訳)インドネシア、バリ島産のアミモジゴケ属地衣1新種および3新産種 Hardini, J. et al., 2018. A new species of Glyphis Ach. and three new records of Graphis Adans. (Graphidaceae) from Bali Island, Indonesia. Bangladesh Journal of Plant Taxonomy. Available at: https://www.banglajol.info/index.php/BJPT/article/view/39520 [Accessed January 23, 2019] 【R3-05883】2019/1/23投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インドネシア、バリ島で採集された地衣の一種を検討し、Glyphis batuanaとして新種記載した。 本種は子器がリレラ状で分枝せず、子器盤が黒色で褐色の粉霜を伴い、果殻が完全に炭化し、子嚢が8胞子性で、地衣成分を欠くことなどで特徴づけられた。 インドネシア新産種としてアミモジゴケ属3種を報告し、本属の検索表を掲載した。 Indonesia, Bali Island, Gianyar district, Batuan village -8.583056, 115.267222 (新種) Glyphis batuana Hardini, Kasiamdari & Purnomo 語源…バトゥアン(村)の 【よく似た種との区別】 Glyphis atrofusca インドネシアに分布する 子器がリレラ状 本種と異なり果殻が完全に炭化するのではなく側面が炭化する 本種と異なり子嚢胞子に5-7つの横隔壁を有するのではなく石垣状 Glyphis cicatricosa(アミモジゴケ) インドネシアに分布する 子器盤が暗い帯赤褐色 果殻が完全に炭化する 子嚢が8胞子性 子嚢胞子に横隔壁のみを有する 本種と異なり子器が顕著に隆起した偽子座に埋生する 本種と異なりリレラが偽子座状 本種より子実層の幅が広い 本種より子嚢胞子のサイズが大きい Glyphis scyphulifera インドネシアに分布する 子器が帯赤褐色 果殻が完全に炭化する 子嚢が8胞子性 本種と異なり子器が円形 本種と異なり子嚢胞子に5-7つの横隔壁を有するのではなく石垣状 Glyphis substriatula インドネシアに分布する リレラの形状が細長い 子器に褐色の粉霜を伴う 本種と異なり果托の縁を欠く 本種と異なり子嚢胞子に5-7つの横隔壁を有するのではなく石垣状 (インドネシア新産種) Graphis conferta Zenker (インドネシア新産種) Graphis immersella Müll. Arg. (インドネシア新産種) Graphis nilgiriensis Adaw. & Makhija