2022年12月28日 (仮訳)メキシコ産のPhyllogloea属1新種 Sierra, S. & Cifuentes, J. 1998. A new species of Phyllogloea from Mexico. Mycotaxon. Available at: http://www.mycotaxon.com/vol/66.html [Accessed December 28, 2022] 【R3-10189】2022/12/28投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ メキシコ、トラスカラ州の温帯針葉樹林において腐朽材に発生した菌を検討し、Phyllogloea herreraeとして新種記載した。 本種は子実体が淡黄色で後担子器が円筒状弓形、担子胞子が細長いことなどで特徴づけられた。 本種は同属他種とは子実体の特異な形状や色が異なり、後担子器の形状が属内唯一であり、メキシコから2番目に報告された本属菌となった。 Mexico, Tlaxcala, Municipio de Tlaxco, Parque Recreativo El Rodeo, cerro de El Pefion (新種) Phyllogloea herrerae S. Sierra & Cifuentes 語源…メキシコの菌学者、Teofilo Herrera博士に献名 【よく似た種との区別】 Phyllogloea crassa メキシコに分布する 担子胞子の形状が細長い 本種と異なり温帯針葉樹林ではなく熱帯雨林などに生息する 本種と異なり子実体が淡黄色でない 本種と異なり後担子器が円筒状弓形でない 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子が豆形 Phyllogloea liui 担子胞子の形状が細長い 本種と異なりメキシコにおける分布が知られていない 本種と異なり子実体が淡黄色でない 本種と異なり後担子器が円筒状弓形でない 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子が豆形 Phyllogloea singeri 本種と異なりメキシコにおける分布が知られていない 本種と異なり子実体が淡黄色でない 本種と異なり子実体が管状浅裂状になって裂片が中空になる 本種と異なり後担子器が円筒状弓形でない Phyllogloea tremelloidea 本種と異なりメキシコにおける分布が知られていない 本種と異なり子実体が淡黄色でない 本種と異なり後担子器が円筒状弓形でない 本種と異なり担子胞子の形状が細長くない Phyllogloea javanica 本種と異なりメキシコにおける分布が知られていない 本種と異なり子実体が淡黄色でない 本種と異なり後担子器が円筒状弓形でない 本種と異なり担子胞子の形状が細長くない