(仮訳)ブラジル産の特筆すべきRamonia属新種、および種の検索表
Aptroot, A. et al., 2015. A remarkable new Ramonia (Gyalectaceae) from Brazil, with a key to the species. The Lichenologist. Available at: https://www.cambridge.org/core/journals/lichenologist/article/abs/remarkable-new-ramonia-gyalectaceae-from-brazil-with-a-key-to-the-species/AC86C6838E94E7DFDDDF3B6CA3A48F86 [Accessed January 12, 2023] 【R3-10234】2023/1/12投稿

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3行まとめ

ブラジル、ペルナンブーコ州で採集された樹皮生地衣の一種を検討し、Ramonia variosporaとして新種記載した。
本種は地衣体が疣状で、子嚢が8または32-64胞子性と単一の子器においても変異があり、子嚢胞子が1隔壁であることなどで特徴づけられた。
全世界の本属地衣の検索表を掲載した。
Brazil, Pernambuco, Triunfo, Carro Quebrado trail

(新種)

Ramonia variospora Sobreira, Aptroot & M. Cáceres
語源…変異のある胞子の(子嚢胞子の形態から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Ramonia valenzueliana
南米に分布する
本種と異なりブラジルではなくアルゼンチンなどに分布する
本種ほど地衣体が疣状でない
本種と異なり孔口周囲に星状のスリットを有する
本種と異なり子嚢が8または32-64胞子性ではなく常に多胞子性