2020年1月18日 (仮訳)ニュージーランド産地衣類の追加記録 (47):Coccotrema corallinumおよびC. pocillarium Fryday, AM. 2007. Additional Lichen Records from New Zealand 47 Coccotrema corallinum Messuti and C. pocillarium (C.E.Cumm.) Brodo. Australasian Lichenology. Available at: https://anbg.gov.au/abrs/lichenlist/AL_61.pdf [Accessed January 18, 2020] 【R3-06964】2020/1/18投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ オークランド諸島からCoccotrema corallinumおよびC. pocillariumをオーストララシア、ニュージーランドにおける新産種として報告した。 前者は南米、後者は南米と北米のみから知られていた。 前者は地衣体が完全に珊瑚状の裂芽に覆われること、後者は樹皮生で粉芽を有することなどで特徴づけられた。 (オーストララシア、ニュージーランド新産種) Coccotrema corallinum Messuti 【よく似た種との区別】 Coccotrema magellanicum 南米南部に分布する 裂芽を有する 地衣成分としてスチクチン酸を含む 本種と異なりニュージーランドにおける分布が知られていない 本種より裂芽のサイズが小さい 本種と異なり裂芽が珊瑚状でない 本種と異なり時に粉芽塊を有する Coccotrema porinopsis(トゲアナツブゴケ) 南米南部、ニュージーランドに分布する 裂芽を有する 地衣成分としてスチクチン酸を含む 本種より裂芽のサイズが小さい 本種と異なり裂芽が珊瑚状でない (オーストララシア、ニュージーランド新産種) Coccotrema pocillarium (C.E. Cumm.) Brodo 【よく似た種との区別】 Coccotrema citrinescens 粉芽を有する 本種と異なり南米、北米、ニュージーランドではなくヨーロッパに分布する 本種と異なり樹皮生ではなく岩上生である Coccotrema magellanicum 南米南部に分布する 樹皮生地衣である 粉芽を有する