(仮訳)アーバスキュラー菌根形成性グロムス菌綱の装飾を有する新種、Ambispora brasiliensis
Goto, BT., Maia, LC. & Oehl, F. 2008. Ambispora brasiliensis, a new ornamented species in the arbuscular mycorrhiza-forming Glomeromycetes. Mycotaxon. Available at: http://www.mycotaxon.com/vol/abstracts/105/105-11.html [Accessed June 28, 2018].
【R3-05257】2018/6/28投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

ブラジル、ミナスジェライス州で採集されたアーバスキュラー菌根菌の一種を検討し、Ambispora brasiliensisとして新種記載した。
本種はグロムス型とアカウロスポラ型の2型の胞子を有し、後者に水疱状の顕著な装飾を有することなどで特徴づけられた。
本種のグロムス型の胞子は一度しか観察されず、無色球形で壁は2層からなり平滑であった。
Brazil, Minas Gerais, Serra do Cipó

(新種)

Ambispora brasiliensis B.T. Goto, L.C. Maia & Oehl
語源…ブラジル産の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Ambispora appendicula
胞子にグロムス型とアカウロスポラ型の2型が知られている
アカウロスポラ型胞子の発芽中にグロムス型胞子を形成する
菌糸体の菌糸の先端が膨大する
本種と異なりアカウロスポラ型胞子に水疱状の装飾を有するという特徴を欠く
本種とグロムス型胞子のサイズが異なる