2021年8月13日 (仮訳)クイーンズランド州北部産の新種、Austroboletus mutabilis Halling, RE. et al., 2006. Austroboletus mutabilis sp. nov. from northern Queensland. Muelleria. Available at: https://www.researchgate.net/publication/293753436_Austroboletus_mutabilis_sp_nov_from_northern_Queensland [Accessed August 13, 2021] 【R3-08683】2021/8/13投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ オーストラリア、クイーンズランド州の山地で採集された菌を検討し、Austroboletus mutabilisとして新種記載した。 本種は傘が濃赤色、橙色、黄色と劇的に変化する点で特徴づけられた。 また、担子胞子の胞子盤は光学顕微鏡下では単純に見えたが、SEM下では複雑な形態を呈した。 Queensland, Mareeba, i12—15 km E of Kuranda-Mareeba Highway along Davies Creek Road, Davies Creek N.P. (新種) Austroboletus mutabilis Halling, Osmundson & Neves 語源…変化しやすい(傘の色から) 【よく似た種との区別】 Austroboletus mucosus 傘が帯黄色 柄に粘質の被膜の名残を有する 本種と異なり傘が初め赤色なのではなく帯黄褐色 本種と異なり柄が全体的に白色なのではなく白色~クリーム色 本種と異なり担子胞子表面が曲がりくねった隆起状および裂け目状ではなく孤立した疣状 Austroboletus subvirens(オオヤシャイグチ) 同所的に分布する(オーストラリア) 本種と異なり傘が緑色 本種と異なり柄に装飾を有する Austroboletus lacunosus 同所的に分布する(オーストラリア) 本種と異なり傘が発達段階にかかわらず一様に肉桂褐色~淡ココア褐色 本種より柄表面に複雑な網目模様を呈する