2022年1月7日 (仮訳)アンシリテステス科のシンアポモルフィックなクレードである新属Azygosporus Cai, Y. et al., 2021. Azygosporus gen. nov., a synapmorphic clade in the family Ancylistaceae. MycoKeys. Available at: https://mycokeys.pensoft.net/article/73405/ [Accessed January 7, 2022] 【R3-09125】2022/1/7投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国安徽省で植物残渣およびコケから分離された菌を検討し、新属新種Azygosporus macropapillatusとして記載した。 本種は分子系統解析でConidiobolus parvusと姉妹群を形成したが、両種は共有派生形質として他のアンシリステス科の属にはみられない単為接合胞子を共有していた。 この結果からC. parvusをAzygosporus属に移した。 中国安徽省金寨県天堂寨国家森林公園 (新種) Azygosporus macropapillatus B. Huang & Y. Nie 語源…(属名)単為接合胞子/(種小名)大きな乳頭突起の 【よく似た種との区別】 Azygosporus parvus 単為接合胞子の形態が類似している nrLSU+TEF1+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国ではなく米国などに分布する 本種と異なり植物残渣およびコケではなく腐朽葉などから分離される 本種より一次分生子柄のサイズが小さい 本種より一次分生子のサイズが小さい 本種より一次分生子基部の乳頭突起のサイズが小さい 本種より単為接合胞子のサイズが小さい 本種よりPDA 21°Cでの生長が遅い nrLSU+TEF1+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (新組み合わせ) Azygosporus parvus (Drechsler) B. Huang & Y. Nie 旧名:Conidiobolus parvus Drechsler 【よく似た種との区別】 Azygosporus macropapillatus 単為接合胞子の形態が類似している nrLSU+TEF1+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり米国などではなく中国に分布する 本種と異なり腐朽葉などではなく植物残渣およびコケから分離される 本種より一次分生子柄のサイズが大きい 本種より一次分生子のサイズが大きい 本種より一次分生子基部の乳頭突起のサイズが大きい 本種より単為接合胞子のサイズが大きい 本種よりPDA 21°Cでの生長が速い nrLSU+TEF1+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される